『何事も諦めず気が遠くなるまで繰り返す!』

私は柔道の中でこの事を学ばせて頂きました。諦めず精進を続けている限り未来に続く道は必ずあるはずです。この歳になっても今尚、なかなか未来はスッキリとは見通せません。しかし日々に危機感を持って覚悟を決めて、走り続けております!



2020年

7月

21日

内閣府からのメール

「日本国政府 内閣府地方創生推進事務局の〇〇と申します。

貴社ホームページのSDGsへの取組を拝見させていただきまして、突然のお願いのご連絡で失礼いたします。」

 

当社のお問い合わせフォームに、このような書き出しから始まるメールが届いて、詐欺メールかウイルスが仕込まれているメールなのかと訝しみました。

メールを読み進めると、

SDGsへの取組を促進し、地方創生につなげていきたい。会員と政府がSDGsを活用し、共通のテーマのもと活動を行い、国や地方公共団体等が抱える課題に対し協働で考え、取り組んでいくことを目的に、官民連携のプラットフォームを内閣府が設置したので、それに参画しないか?というような内容でした。

 

メールに記載されていたURLをクリックしてHPを拝見すると>>、これはどうやら本物のメールのようで、なぜうちのような田舎の中小企業に内閣府がお声掛けしてくださったのだろう?と不思議に思うのと同時に、どなたかを介しての紹介などではなく、内閣府からでも普通にこんな風に、ある日突然お声を掛けていただけるのだなぁという素朴な驚きも感じました。

そして何より私の心を占めた感情は「喜び」です。嬉しかった。たとえ田舎からでも発信し続けていれば、思いがけない所にまで届くのだなぁと。

 

全ての始まりは、2019年、新年一発目に書いたブログ「ESG課題へ取り組んで参ります>>」の記事に書いたように、私が遅ればせながらESGの存在を知った事がきっかけでした。

当社の経営理念である「三方良し」の精神で、すでに行っていた多くの取り組みがESGに該当する事を知ったのです。

もちろん中小企業ですから、プロジェクトチームを立ち上げるような余裕もありませんでしたが、1からスタートさせるのではなく、ほとんどが既にコツコツと始めている取り組みですから、なにも問題はありませんでした。

ESGについて調べて行くうちにSDGsについて知りましたが、「国連サミットで採択された2030年までに達成する目標」ということで、なんだか中小企業には遠くて大きすぎる話に感じ、大企業向けの取り組みだと思いました。

新聞や街のポスターなどでSDGsの文字を見つける度に存在が気になりつつも、目標の一つ目の「貧困をなくそう」の課題の大きさを見て、中小企業でSDGsに参加する方が、身の程知らずで、おこがましいな・・・という想いになっていました。

大きく難しく考え過ぎていたのかもしれません。

それがコンサルタントの先生から「社長のとこ、これだけESGの取り組みをしっかりやっているんだから、SDGsもやった方がいい」とアドバイスを貰い、それに背中を押されました。

調べて行くとESGで取り組んでいたことが、そのままSDGsの目標に繋げることが出来ました。

ESGもSDGsも何も知らなかった時から「三方良し」の企業理念で行っていたことが、国連の目標にリンクするのだから不思議な感じもしますが、「自分たちの利益だけではなく、全ての人の利益の追求」というのは、いつの時代も、どの国でも、企業活動の根幹として共通しているものなのでしょう。

また、SDGsについて勉強して行くと、「これは大企業向けの取り組みだ」と思い込んでいた自分の考えが間違っていたことに気づきました。

より多くの企業や家庭や個人が参加して、それぞれの立場で、少しずつでも良いから、継続して取り組んで行くことが大切なのだと分かりました。

 

新商品や新企画を考える時、SDGsという世界的な共通ルールがあると、これから世界が進んで行く大きな流れというか方向性が見えるので、かえってやりやすいと感じます。

少なくとも、コストを下げるために持続可能な社会を放棄する企業が歓迎されることはないだろうという事は分かります。

しかしSDGsが形骸化しない為にも、「今年度は利益が出たから、その分、社会課題解決のために社会貢献したり還元したりしよう」という取り組み方より(それも勿論大切ですが)、

ビジネスとして社会課題を解決し、社会の利益と同時に、自社にも利益が得られるような事業を展開して行くことが私の理想です。

ESGもSDGsも知らなかった時に作った当社の経営基本方針の中には、「社会的貢献性の高い事業を行います。」とあり、HPにも記載しています>>

企業がビジネスとして社会課題を解決し(たとえば地球環境に優しい商品の開発)、それが競争力になり収益に結び付くようになると、それこそサスティナブル(持続可能)で、長期に渡って取り組んで行くことが可能になります。

SDGsの精神がもっと大きな「うねり」となり、隅々にまで浸透して行くよう願っています。

<お知らせ>

丸竹コーポレーション(株)は、内閣府 地方創生SDGs官民連携プラットフォームに加盟いたしましたのでお知らせ申し上げます。

 

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2020年

6月

01日

考察:リモートワーク

歴史を振り返れば、パンデミックが急速に社会を変革させ、時にはルネサンスのように新しい文化を創り出して来ました。

思いもしないことでしたが、私達は突如パンデミックを経験するはめになりました。

社会の様々な場所で変化が起こっているのを感じます。

生活様式の変化や業務環境の変化、なかでもリモート会議やリモートワーク等に代表されるデジタル化された業務環境の変化について、苦手分野なだけに、かえって関心を持って、あれやこれやと考察してしまいます。

当社の業種は製造業、サービス業、医療・福祉ですので、リモートワークで対応するのは、なかなか難しいです。しかしオフィスワークが多い企業では必然的にコロナ後もリモートワークが拡大して行くと思います。うまく取り入れればオフィスの規模を縮小したり、郊外に移転したりして家賃を削減することも可能になります。

リモートワークは、いつ何時間働いたのか上司には分かりませんから、結果だけを見る成果主義になるか、もしくは勤怠管理ツールを使って身も蓋もなく管理するようになるかの二通りだと思います。

会議や打ち合わせのデジタル化については、当社は事務所や工場がいくつも微妙に離れた場所にあるのでリモート化が進めば時短になり効率的だなと導入を考え、独断で見積もりを取りましたが、ITリテラシーが高くない我々が、その高い買い物に見合っただけ使いこなせるとは思えず導入を見送りました。

が、私が知らなかっただけで、一部の社員は無料のツールを使ってリモートで打ち合わせをしたり、納品する商品をテレビ電話でお得意様にチェックしていただいたりをすでに行っていたのです。「コロナの前から既にやってます」とのことでした。

コロナ禍で「リモート!リモート!」と新聞やニュースで毎日のように耳にするようになり、また40年以上の付き合いの1つ上の先輩(生涯の縁>>)が急速に進化してリモートで大学の講義をやるようになり、果てはYouTubeで自分のチャンネルまで作るようになったので、取り残された私は焦燥感に駆られ勇み足になっていたようです。

今のところ当社の従業員は無料のツールで事足りているとの事なので、業界の様子を見つつ、遅れを取らないようにと思っていますが、「社長は、そんな細かいことより全体の舵取りをお願いします!」と頼もしいことを言われてしまいました。

しかしながら私のリモート考察は続きます。

今、考えていることは、営業の非接触化が進んだ時に、どのようにしてコミュニケーションを深めれば良いのだろうか?ということです。

普段ならば仕事の話が済んだ後にお茶を啜りながら、または駅までお送りする車の中などで交わす雑談から本音や新しいアイディアの欠片が聞けたり、親睦を深めたりすることが出来ました(飲みニケーション>>)。しかしリモート化で、そういう時間はどんどん減って行くでしょう。

私はアナログな人間なので、初めて名刺交換をさせていただいた後には手書きの手紙を出したり、用件が有っても無くても顔を出したり、時候の挨拶で近況を伺ったりしていました。

若い人は若い人で、「ズーム飲み会」など色々と新しいコミュニケーションの方法を開拓して行くのでしょう。

恥ずかしい話ですが、私はスマホの機能を一切と言っても過言ではないほど、なんだか時間がもったいないような気がするのと邪魔くさくて使わずというか使いこなせずに、アプリをほぼ全部アンインストロールして、それこそガラケー以下の機能に作り替えて使っているほどのアナログ人間です。

しかし図らずもコロナにより急速にデジタル化が進み、「苦手だ」などと呑気なことは言っておれなくなりました。withコロナ時代を生きるために、ただいま苦手なことにも向き合い中です・・・。

 

2020年

5月

22日

人生は不安とイタチごっこ

日本のGDPは2四半期連続のマイナス成長となりました。

そして、「新型コロナウイルスによって、2020年の世界経済は最大で5%のマイナス成長になる可能性がある」との報道も見ました。

当社のような中小企業にも、従業員の募集はしていないか?と問い合わせの電話が頻繁に入るようになり、初めての経験ですが証明写真付きの履歴書をFAXで唐突に送って来られる方も現れました。それだけ切羽詰まってのことでしょう。

コロナの感染者数の減少に伴い、日本の経済は最近になってようやく動き始めたように感じますがこれもコロナ次第で、第二波の規模によっては再び経済活動がストップしかねません。

以前より書いていることですが、私の基本的な性質は不安を強く感じる性質です。(関連記事:労働時間>>売って反省クレームに感謝>>不安の哲学>>

現在のような不確かな経済環境下、コロナ感染リスクのある環境下では、私の不安症は炸裂します。

「心に浮かぶ不安は全て起こりうるであろう」ということを前提に、大騒ぎしながら「あれもしよう!」「これもしよう!」と社員たちを巻き込みながら、心血を注いで事前対策を施すのですが、それでもその施した対策から「これだけで大丈夫なのかなぁ!?」という新たな不安がまた生まれて、また対処しての連続で、「人生は不安とイタチごっこ」というような状態に陥ってしまいます。

仕舞には社員から「社長、そこまでやらなくても良いと思います」と呆れられるほどです。

いつも不安に苛まれながら生きてきたような気がします。

しかし自分でも図太いと思えるのは、周りを巻き込んで散々大騒ぎをした後は、気持ちの切り替えが出来ることです。

不安症であっても後ろ向きにはなりません。「ここまでやったのだからアカン時は、しゃーない!」と自分自身で納得して居直ります。

また脳内で嫌というほど様々な悪いシミュレーションを繰り返している分、いざ実際にその悪い事態になった時、思いのほか凪いだ心の、冷静な自分がいます。

それどころか自分が想定していた最悪な状況よりも軽度で済んだ場合には、負の感情など吹き飛び、感謝の気持ちで手を合わせてしまいます。

先般こんな事がありました。

導入3か月目の最新装備を整えた配送用の新型トラックを従業員が自損事故を起こして、車体を破損して帰社しました。

すぐに私のところに報告に来ましたが、私の発した言葉は「人に迷惑かけてないか?」「ケガしてないか?」「明日、修理に出しとけ!気をつけてな!」の四言のみです。

ここでまず思うのは、他人様に迷惑を掛けずに済んだこと、従業員にケガが無かったこと、今後は従業員も非を悟り気を付けて運転するであろうこと、そして車両の破損ぐらいだったらすぐに修理したり、たとえ買い替えなくてはならない事態に陥ってもすぐに買い替えできる当社の今の経営状態に対する「有り難さ」と「感謝」で、社員が帰り一人になった時、思わず神棚に手を合わせました。

事前にどれだけ対策をしていても、思いがけず悪い事が起こる事はあります。

そんな時は後ろ向きにならず前向きに考えて「何かのお知らせ」だと思い、「従業員や会社や自分自身が成長するための機会」として受け止めることによって、行く道は次の未来に繋がっていくように思います。

経営者にとっては厳しい環境が続くでしょうが、頑張っていきましょう!

<お知らせ>

丸竹コーポレーション(株)はSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいます。

この度「関西SDGsプラットフォーム」に加盟いたしました。

 

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2020年

4月

23日

こんな時だからこそ感謝を

4月16日に緊急事態宣言が全国に出されました。

近隣にある関西空港では、国際線の発着が0件の日もついに出始め、心なしか町全体が静まりかえっているような雰囲気です。

しかし当社が運営するサービス付き高齢者向け住宅フラワーホームでは、昨年の11月に当時の様子を見る>>スタッフと入居者様とが一緒に植えたパンジーやマーガレットが満開を迎え、当サ高住の開設記念植樹として植えさせていただいた花水木と花梨がつぼみの膨らみを増してきました。

月並みなお話ですが、豊かな自然環境に恵まれた日本では、年間を通して季節の移り変わりを味わうことができます。

厳しい冬を乗り越えた先には必ず花の咲き誇る季節が訪れます。

人類はその歴史においても、天変地異を「畏敬と畏怖の念」で受け止め、経験と英知を結集して何度も乗り越えてきました。

必ず今回の世界的な新型コロナ感染症の広がりも、人類の英知で乗り越えて行くと信じます。

今私達に出来ることは、それぞれの立場で最善を尽くすことです。

その内容は、不要不急の外出を自粛することや、感染拡大を防止する取り組みなどを行うことでしょう。

私も日々、従業員と一緒に、感染拡大に対する取り組みをアップデートさせて行っています。(新型コロナウイルスの感染拡大に対する当社の取り組みについて>>

 

さて今の私たちの社会生活は、それぞれの職種や立場で自分の役割を果たし、物やサービスや金銭をお互いに提供し合い報酬を得るという「取り引き」の社会のように思われがちで、実際にそうなっているのも事実ですし、そうおっしゃられる方も周りにおられます。私も経営者ですので、それを否定しません。

しかし、見方を変えると、物やサービスや金銭を提供し合うということは、たとえ報酬が絡んでもお互いの「支え合い」であり「助け合い」であると思います。

そこには「ありがとうございます」という「感謝の心」が必要であり、社会という「つながり」の中でお互いの行為や役割を、好意をもって受け止め、尊重し合うことが大事なのではないのかなと最近特に感じます。

 どんな事でも、自分一人で「つながり」とは一切関係なく、何もかも自分一人でやり遂げたという事はほとんど存在しないと思います。そう考えると謙虚になれますし感謝を忘れずにいれると思います。

 

京都大学IPS細胞研究所所長のノーベル賞 山中伸弥教授を始めとするさまざま学者の方々や専門家の方々の情報発信にもあるように、今回の新型コロナ感染症との戦いは、人類が必ず乗り越えて行くと信じますが「先の長い戦い」になると思います。

新型コロナのせいで、人々の暮らしは突然大きく変わりました。

あれも出来ない、これも出来ないなど、不平不満が募ると思います。

しかし、こんな時だからこそプラスの面に目を向けて、どんな事も当たり前と思わず、感謝の気持ちを持ちながら、身近な人々と協力し合いたいと思います。

身近な「つながり」も幾度も重ねていけば、その先の「つながり」に続き、そして日本から世界に繋がっています。

世界が協力して、新型コロナ感染症と闘わなければならないと思う次第であります。

2020年

3月

12日

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。

2009年に新型インフルエンザが流行した時は、まだ当社にシニア事業部は無く、若い従業員が多い事もあって、まだどこか他所事のような感じがありました。

しかしサービス付き高齢者向け住宅や介護事業を運営している今は、コロナ対策は鼻先に突きつけられた大きな問題です。

武漢の様子が報じられた1月中旬からは、コロナ対策に神経を尖らせている毎日です。

当社サ高住での感染症防止に対する取り組みは、従業員がスタッフブログ>>の中で紹介しているので、ここでは省きます。

 

現在、イベントの自粛や選抜高校野球の中止、全国の学校に対する一斉休校が政府から要請されたり、スーパーやドラッグストアでは一部商品が品切れになったり行列が出来たり、まるで「人類VSウイルス」の戦時下のような印象です。

戦時下で一番大切なのは、「情報収集」と「スピード」だと私は思っています。

しかし自分1人での情報収集には限界がありますので、「どんな小さな情報でも良いし、真実かデマか分からない情報でも良いから、気になる情報があったら、どんなことでも良いから知らせてほしい」と周りの人達にお願いしていました。すると、

「まだテレビとかで報道されていないから真偽は分からいけど、マスクの買い占めが起きていると、SNSで外国人が書いていました」だとか、「なぜか香港でトイレットペーパーが品切れしているらしいです。でもまだ本当かどうか分からないですが」などの情報が入るようになりました。

介護事業にはマスクもアルコールもトイレットペーパーも欠かす事の出来ないものです。海外で起こる事はいずれ日本でも起こるだろうと考え、早い段階で対策することが出来ました。

情報収集に関しては、他の施設での感染防止対策の情報も収集し、厚生労働省のマニュアルだけではなく、良いと思う事は全て取り込んで実施しています。

 

今回の一斉休校措置ですが、当社でも小さなお子さんを持つ従業員が数名いるので、急遽、夏休みの時と同じようにシフトを変更するなど、各事業部がそれぞれ対応しました。

世間からは批判の声も多い一斉休校措置で、「もっと根回ししてから」「もっとデーターを精査してから」「もっと専門家の意見を聞いてから」などのコメントをTVやラジオで耳にしました。

国の施策と企業経営を一緒にして語るのはおこがましいですが、

緊急事態に必要なのは「スピード」です。そして正体が分からない相手と戦う時には「最悪を想定」して、大袈裟なぐらいの対策を打って、相手の事が次第に分かって来たら、どれほどの規模でどう戦えば良いのかが見えてくるので、不要な部分は削って行けば良いと思うのです。

私の経験上、スタート前に机の上でいくら完璧な計画を立てても、その通りに事が進んで行った事業なんてありません。まさに走りながら考えるの状態で「たえず見直し」をしながら臨機応変に事態に対応しなければ、正体の分からない相手になんて勝てないと思います。

そして、「臨機応変か、朝令暮改か>>」の回でも同じ事を書いていますが、

目的を達成するための方法を3つ考えついて実行し、3つとも成果が出たなんて事は、そうそう無いものです。

「目的達成に良いと思うことは全部やってみよう!10のアイディアを実行したとして、そのうちの3つでも成果が出れば良い!」これだと思います。

いきなり小さ~な話になりますが、コロナ対策で、従業員の皆に付けてもらおうと首からぶら下げるウイルス除去のアイテムを人数分購入しました。

しかし身内から「あっ、それ賛否両論あるやつ。本当に効くの?」と突っ込まれてしまいました。

100か0で考えるのではなく、ほんの数パーセントでも効果があるなら、やった方が良いと思うことはやってみようや!と私は思います。

数パーセントの効果しかない策でも、それを10も20も色んな対策をしていけば、効果は上がります。

やれることは何でもやろう!と言い実行しています。

それでも頭の片隅では「最悪も想定」して、いざという時に手に入らず困る事が無いように防護服の備えも既にしています。

 

少しでも早く事態が収束されることを願って止みません。

2020年

2月

12日

昭和時代、ポンタの悲しい話

子供時代に飼っていたポンタという名の犬が、先日夢に出て来ました。

今日はポンタとの悲しい話を書いてみようと思います。

 

昭和40年代の初め、私が小学校2年生の時、ポンタは我が家にやって来ました。

よちよち歩きのポンタと一緒に蛍を見た記憶があるので、春の終わり頃にやって来たのだと思います。

父は当時、昼夜交代のある会社に勤務しており、母は入院生活の繰り返しで不在がちだったため、一人では寂しいであろうという思いから、父の姉が私に贈ってくれた秋田犬の雄がポンタでした。

数か月たった初冬のある日の朝、ポンタとの予期せぬ別れは突然に訪れました。

実はポンタとの別れは、私の不注意のせいで起こりました。

ほんの些細な不注意が最悪の結果に繋がってしまい、悔やんでも悔やみきれません。

朝、学校に行く支度をしていた時に突然、犬の悲鳴のような鳴き声が聞こえました。

嫌な予感がしてポンタの名を呼びながら家中を探しましたが、姿が見えません。

ふと玄関の扉に目をやると、隙間が空いています。私がちゃんと戸締りをしなかったせいでポンタは外に出てしまったのでした。

慌てて玄関から飛び出すと、何十メートルか先に、走り去って行こうとする犬捕りのトラックの荷台が見えました。

荷台に積まれた大きな檻の中で、他の犬たちと捕らえられているポンタの姿を発見しました。

「ポンタ!ポンタ!」と叫びながら追いかけると、ポンタは私に気づいたらしく、こちらを見つめて「ウー」と震えながら唸りました。ポンタはお互いが見えなくなるまでずっと、こちらを見ながら唸っていました。

私はまだ子供だったせいもあり、ただただ泣き叫びながら見送るだけしか為す術がなかったのです。

その日は無断で学校には行かずじまいで、ポンタが居なくなったショックから一日中布団にくるまって、ポンタの最後のあの唸り声はなんて私に言っていたのだろうか?と思いながら泣いていました。

ポンタが居なくなった日の夜、仕事から帰った父にこっぴどく叱られました。

「戦争中にはもっと悲しいことがいっぱいあった!これぐらいのことで男は泣くな!」と私を叱りました。

そう言いながらも父は、勤めていた会社の社長と一緒に保健所に返還交渉をしに行ってくれましたが、ポンタの首の骨が折れていて叶いませんでした。

 

後日ポンタの件を知った母方の祖母からも「男の子が泣くな!」と叱られました。

けれども祖母は私を慰めるために、母を病院まで呼びに行ってくれました。

 

2020年

1月

04日

ありのままの自分でいいの?

2020年 新年あけましておめでとうございます。 

旧年中は格別のご厚情を賜りありがとうございました。

本年も、より一層尽力をしてまいりますので相変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

昨年の晩秋、ある番組を観ました。内容はあるスポーツで日本一になり、マスコミにも取り上げられ有名になった男性の人生を振り返る番組でした。

優勝して以来どこへ行っても「日本一」という看板やイメージが付いて回り、他人から過度の期待やプレッシャーを掛けられ、自分自身のプライドも邪魔して苦しい人生を送ってきたという物語でした。しかし、40歳頃に「日本一」という看板を捨て婿養子に入り、仕事を変えて再就職してからは、人生を楽しく感じるようになり、「ありのままの自分」を受け入れる事が出来るようになったという風な話でした。

最近「ありのままの自分で良い」と耳にすることが増えた気がします。

「ありのままの姿見せるのよ~。ありのままの自分になるの~」という歌詞の曲も大ヒットしました。

 

さてここからは私の思いですが、私は未だに「ありのままの自分」を受け入れることが全く出来ません。

子供時代から現在に至るまでその時々で常に誰かに憧れ、その憧れの人物に少しでも近づけるように工夫なり努力なりする。それが私の人生のモチベーションになっていると思います。

例えば子供の頃の憧れの人は仮面ライダーでした。少年時代は映画の中の人物。

そして17歳で左右田鑑穂社長(現:東建コーポレーション株式会社 代表取締役社長兼会長)にお会いし強烈に憧れました。

生き方、言動や所作、乗られている車や洋服に至るまで全てが「カッコイイ!」と思い憧れました。そして自分もそのように生きてみたいと思うのと同時に、出来ることから真似してみようと思いました。

次第にもっと近くで左右田社長の生き方や考え方、経営を学びたいと思い、弟子にしてください!とお願いしました。

社長の一挙一動が全て勉強になり、憧憬は高まる一方となりました。

17歳から現在に至るまで41年間ずっと、「ありのままの自分」から左右田社長に1歩でも近づけるように、真似をしながら生きて来たと言っても過言ではないように思います。

現在も経営について悩んだ時には、「こんな時、社長ならばどうされるだろう?」と考えます。私はその度に問題に気付かされたり、新たな発見や課題を得たり、確信を得たりすることが出来ました。

私が自分の未来を描く時、いつも社長の背中を想像していました。そのようにして人生の道を拓いて来たと感じます。

 

「成長したいけれどモチベーションが沸かない。自分を突き動かすものがない」そういう若い人の声も聞きます。

そんな時は、カッコイイと感じる人の事をもっと知って、真似をする事から始めてみてはいかがでしょうか。

それはきっと、今の自分よりも1歩伸びる手がかりになるはずです。

 

【関連記事】仕事に取り組む姿勢

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東京商工リサーチ刊行の優良企業完全ガイド「ALevel(エラベル)」2021年関西版(P215)に、弊社が掲載されました。

 

 

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