『何事も諦めず気が遠くなるまで繰り返す!』

私は柔道の中でこの事を学ばせて頂きました。諦めず精進を続けている限り未来に続く道は必ずあるはずです。この歳になっても今尚、なかなか未来はスッキリとは見通せません。しかし日々に危機感を持って覚悟を決めて、走り続けております!



2019年

10月

03日

承認欲求のデメリット

すでに何度か書いていますが、私が生後8か月目頃から母が大病を患い長期入院を繰り返しながら人工透析を行っていた関係で、私はあちこちの親類の家に預けられていました。

記憶が有るのは4~5歳くらいからですが、その頃、私の中心に常時あった感情は「不安」でした。

先ず思い出すのは、「大人の都合から見て良い子でなければ、親類の家では大事にしてもらえない」という不安を強く持っていたことです。

だから大人達の気持ちを読んで先回りして行動して喜ばせたり、言外の意味を汲み取って期待に応えたりすることに一生懸命になっていました。

この性質は今でも変わらずで、この歳になっても、例えば小さな連絡事項においてもすぐに返事が無かっただけで「もしかしたらどう取られたのだろうか?」とか様々な不安を抱いてしまい、相手の意に沿えるように必要以上の気遣いをしてしまったり、普段の会話の遣り取りにも神経をすり減らしたりしてしまう事があります。

但しこの感情は私だけではなく、一般的な社会生活を営む中ですべての方が多かれ少なかれ経験する感情でしょうし、相手の気持ちを慮ることによって、社会性と人間関係の秩序が生まれるというメリットがあると思います。

また社会生活を通して子供ながらに自分自身が成長して行く過程で「気遣い」や「大人の都合」を受け入れる事は、感情面で「人生のバランス感覚」を養う上でも大切な生活態度だと思います。

別の角度から考えると、他者から認められ大事にしてもらいたいという承認欲求の現れでもあり、今でもこの承認欲求は向上心や自分自身を成長させていくために努力を惜しまない為の原動力にもなっているような気がします。

 

しかしながら、デメリットもあります。

会社を経営していると、「当てにされる」「頼られる」ことが頻繁にあります。

上で記したような性格から、頼られるとNOと言いづらく、本音では嫌々ながらも引き受けてしまう事も多かったです。

しかし初めは遠慮がちだった相手も、次第に頼ることに馴れ、簡単に頼って来るようになります。すると私は「頼られているのではなく、利用されているのでは?」と感じ不満や負担を強く感じるようになってしまいます。そう感じながらも、そんな小さな器の男だと思われたくなくて、その感情を隠すのです。

しかし、ある時ふと思いました。これは幼い時に親戚の家を転々としていたトラウマなのではないかと?

親戚を喜ばせることで、「僕はこの家に居て良いんだ」「この家にいる価値のある人間なんだ」と安心した時と同じです。

先方の期待に応え、多少なりとも恩を感じてもらうことで自分自身の存在価値を無意識ながらに確認していたのだろうと思います。また相手に私を「価値のある人間だ」と感じて欲しいという私の中の承認欲求が、依存しがちな人達を引き寄せてしまっていたのかもしれないと思うのです。

また本来私がするべきではない事にまで手助けしてしまうと、長い目で見れば本人の為になりません。

経営者ならば、もっと客観的・大局的・合理的な視点を持たなければならなかったのに、一部の他者の反応や評価を意識し過ぎて、経営者として正しい選択が出来ていない時があった。未熟であった。

と煩悶しながら、このブログを綴っています。

<お知らせ>

この度、丸竹コーポレーション株式会社では、健康経営宣言を行いました。

全国健康保険協会大阪支部様と連携を図り、全ての従業員が健康で元気に仕事に取り組めるよう健康経営の推進に努めてまいります。

 

詳しくはこちら>>

2019年

9月

15日

ミス発生!チームワークでリカバリーを

先般、当社の営業の一人が、製品の受発注業務で、御得意さまの商圏にさえ影響を及ぼしかねない規模の大きな失敗をしてしまいました。(関係者の皆様には、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます)。

二度と同じミスの無いよう原因を調べ、再発防止策やその仕組み作りをする事が最重要です。

しかし今回このブログでは、ミス発生とチームワーク(組織力)に注目して書こうと思います。

 

たいていの場合ミス発生時、担当者は、かなりの叱責を受ける事を覚悟して悲痛な顔をしながら私の元へ報告にやって来ます。

私は、勤務態度、接客マナー、社内清掃、時間については大層うるさく叱責するので、厳しい社長という印象を従業員から持たれているかもしれませんが、実は業務上の失敗においては、どんなに大きな事例であっても従業員に対して叱責したことは一度もありません。

前述した勤務態度等の項目については本人の意識の高い低いの問題によるものですが、ミスは誰にでも起こりうる問題で、熱意を持って仕事に取り組んでいても発生してしまうからです。

 

ミス発生の報告があった場合に私が必ず行うことは、冷静沈着に心を落ち着けること、そしてそのミスに関する情報を担当者とすべて共有することです。

ミスが発生すると通常、担当者は動揺してしまうものですから、上手くまとめて状況説明をするのは難しいものです。ですから内容を3回以上、繰り返し聞き直し(軽微なものは除く)、状況把握の精度を高めるようにしています。

と言っても今の当社の場合、私に指示を求めるケースは少なく、すでに担当者はリカバリー案を用意している場合が多いです。

担当者から先方に報連相のあと、トップとして謝罪を間髪入れず行います。この時点でアポが取れた場合には、即座に担当者と共にご訪問もさせて頂きます。

トップが案件を把握して全社を挙げて対応に当たっていると知っていただく事で、多少なりとも安心感を覚えて頂けるのではないかと思います。

 

ミスが発生してしまった後は、お客様に迷惑をかけないように、どれだけフォローさせてもらうか、どれだけ迅速にリカバリーを行うかが重要になります。

その為には周りの協力が必要不可欠になって来ます。

一緒になってリカバリーに取り組んでくれる者、今日する予定だった仕事を代わりに引き受けてくれる者など人手が必要になります。

普段からコミュニケーションを図り、情報共有を行っていれば、皆が当事者意識を持ってスムーズに協力を得ることが出来ますが、普段のコミュニケーションが疎かになっているとフォローを頼みにくいですし、「自分には関係ないこと」のような顔をされるかもしれません。そしてそのような顔をすれば、今度は自分が失敗した時に返って来ます。

誰かの失敗をフォローすることは、一気に絆を深めることが出来る良い機会です。

 

一人で働いているわけではないので職場には信頼関係が欠かせません。

組織の力を最大限に引き出すためには、全従業員が交流を深め、気兼ねなく意見の交換が出来、風通しの良い、お互いを思いやれるような環境作りが大切です。

近年では飲みにケーションに批判の声も多く聞かれますが、一緒に飯を食うことは信頼関係や結束力を深めるための糸口になると思います。夜ではなくランチ会を選択肢に入れるなど、色々工夫しながら従業員同士でのコミュニケーションを深めて行ってもらいたいですし、そういう環境を整えることが経営者としての役割の一つだと思います。

 

2019年

8月

13日

あぁ早すぎ!価値観の変化

意識して情報収集するようになってからは特に、時代が凄いスピードで変化して行っている事を、恐怖心を覚えるぐらいに感じています。

 

【所有することへの価値観の変化】

トヨタは「脱・車メーカー宣言」をし、モビリティ(移動)サービス事業の会社に転換していくと宣言しました。その背景には、「成人になったら車ぐらい持っていて当たり前」といった価値観を持つ者が少なくなり、「必要な時にだけ借りれば良い」という「シェア文化」が広がっていることが背景にあります。

時代は、所有する時代からシェアする時代へと変化して行っているようです。

月額定額制(サブスク)で、洋服やバッグをレンタル出来るサービスなども流行しているようです。音楽や映画もそうです。CDやDVDを買うのではなくサブスクで視聴する人が増加していますが、これもレンタルのようなものです。

インターネットを通して個人が容易にモノ・場所・乗り物etcを貸し借り出来る「シェアリングエコノミー」は、もっと発展していきます。

そうなれば物を所有することへの価値観は変化します。

 

【会社というものの価値観の変化】

いま大企業が続々とリストラを打ち出しています。

みずほフィナンシャルグループが1万9000人の人員削減、損保ジャパンが4000人削減、日産が世界で1万2500人削減etc。

「大リストラブーム」と揶揄する新聞もあるほどです。

経団連会長ですら終身雇用の限界を公言する時代です。そして働き方改革で、政府が副業を推進している時代です。あまりの流れの変化に戸惑っている人も多いのはないでしょうか?まさに私もその一人です。

当社は田舎の中小企業ゆえに、従来の日本企業っぽい「社員は家族」のような想いで経営して来たので、合理的というかドライな雇用関係や働き方改革に戸惑う気持ちがあります。

私の世代では多くの人が、「この会社で定年まで勤めあげる」という希望を持って就職していました。

しかし、大手企業のリストラのニュースを恒例行事のように見て育った今の10代の若者たちが社会人になる時代には、会社に希望なんて持たないのが当たり前になっているかもしれないな・・・と悲観しています。

悲しいかな、利害関係の一致だけで結びつくドライな割り切った雇用関係が一般的になっていくのでしょうか。

 

【暮らし方への価値観の変化】

驚いたのですが、かつて標準世帯と呼ばれていた「夫婦と子」の世帯は、構成比で今や3割弱しかいないそうです。一番多いのは、単身世帯(一人暮らし世帯)で構成比の35%を占めています。

単身世帯より「夫婦と子」世帯のほうが上回る県は、2015年時点では、埼玉・奈良・岐阜・滋賀・群馬・富山の6県ありましたが、2040年にはゼロになるそうです。

 

今日は価値観の変化について綴って来ましたが、最後に私の母方の祖母(故・亀田マツ)について書かせてください。

祖母は、すさまじい程の大変な苦労を重ねて歩んで来た人で、晩年は、夏の暑い日に洗濯物を干している最中に倒れ、寝たきりとなりました。

そんな祖母の語録を紹介させて頂きます。

・人間は朝起きたら寝るまで座る暇はない。(祖母は一日中働いていた)。

・ご飯は座って食べるな!(時間短縮のため、祖母は立って食事していた)。

・ご飯は只の働くためだけの燃料補給だから、黙々と喋らず只々さっさっと食え!

・眠れない日は寝なくていいが、明日の仕事の為に横になったら体は動かすな!

・夜は最後に寝て、朝はニワトリを起こしに行け!(幼少時に預けられていた数年間、祖母が寝ている姿を一度も見たことがない)。

 

いかがでしょうか?今の時代では考えられないような価値観ですが、価値観は時代とともに変化して行くものだから、正しいも間違いも無いと思います。

ただ、こんな祖母に育てられたからこそ、あの時、乗り越えることが出来たんだと思えるような場面が、人生に何度かありました。

2019年

7月

17日

手紙・履歴書

先月、当社シニア事業部が運営するサービス付き高齢者向け住宅フラワーホームに、中学2年生の女子生徒さんが2日間に渡り、職業体験学習に来られました。(くわしい様子はこちら>>)。

体験後しばらくして、フラワーホームに手紙を送って来てくれました。

一文字一文字とても丁寧に書いたであろうことが推測できる折り目正しい文字で、職業体験のお礼と、将来はフラワーホームで働きたいといった内容のことが、4枚に渡り書かれていました。

まだ中学生の生徒さんですから、これから数多くの事を経験し、たくさん悩みながら夢を見つけ、将来の進路を決めることでしょう。

しかし、「ここで働きたい」と一時でも思ってもらえたこと、そしてそう思ってもらえるような働く姿を見せた従業員たちを誇らしく感じ、手紙を読みながら胸が熱くなりました。

 

ところで現在、深刻な人手不足が叫ばれています。その中でも特に介護業界は厳しく、介護施設の66%が人手不足なのだそうです。

当社でも波はありますが、現在のところ人手には困っていません。

有り難いことに、名前が浸透し始めてからは、予算をかけて募集をしなくてもHPを見て履歴書が送られて来ることが増えました。1か月に3通届いた月もあります。

届いた履歴書は、内容を丁寧に一つずつ精読させていただいています。

お互い無駄足にならない為にも、紙面の少ない情報に神経を尖らせると、そこはかとなく紙面内部から私に語りかけてくれることが多く有ります。

一つ例を挙げると、字の上手い下手ではなく、丁寧に書かれたものなのか、そうでないのかは直ぐに判断がつきます。上記の中学生の手紙のように、一文字一文字丁寧に書かれたものは心に響きます。しかし、もし雑な文字でザっと書かれていたら、同じ内容だったとしてもこんなに心へ響くことはなかったように思います。

 

誰かの、なにかの足しになるものならと思い、「面接時、意外とこんなところを見ています」という点を付言しておきます。

【脱いだ後の履物】

当社のオフィスは土足厳禁でスリッパに履き替えていただくのですが、緊張の為もあるのか脱いだ靴の存在を忘れてしまっていたり、面接後にホッとして、使ったスリッパをそのままの形で放置したまま・・・なんて方もおられます。もちろん、これだけでは判断しません。

【自家用車】

お見送りの際に、車の止め方や整備具合を見ています。斜めに止めていたり、車の傷や凹みをそのままにしていると、先ほどのスリッパの件と合わせて、この人は細かい事が苦手な大雑把な人なのかな?と判断します。去り際に、雑然とし車内が目に入ると、「あぁやっぱり」と確信に変わります。

ここで職種によっては不採用を選択せざるをえなくなります。

 

あとこれは合否に関係なく、ただの好奇心なのですが、祖父母の生年月日を尋ねることがあります。クールそうな、もしくは合理主義的風な若い応募者が、淀みなくスラスラと祖父母の生年月日を答えたりすると、違う一面が見えたような気がして、ほのかに頬が緩んでしまいます。

生徒さんからの手紙
生徒さんからの手紙

令和元年6月20日(木)、泉南市なみはやグラウンドにおきまして、 泉南市グラウンドゴルフ協会主催「泉南市グラウンドゴルフ大会 第7回フラワーホームカップ」を開催いたしました。

 

詳しくはこちら1>>  2>>

優勝者~3位までの男女
優勝者~3位までの男女
第6回の大会レポートを、第7回大会で皆様にお配りしました
第6回の大会レポートを、第7回大会で皆様にお配りしました