『何事も諦めず気が遠くなるまで繰り返す!』

私は柔道の中でこの事を学ばせて頂きました。諦めず精進を続けている限り未来に続く道は必ずあるはずです。この歳になっても今尚、なかなか未来はスッキリとは見通せません。しかし日々に危機感を持って覚悟を決めて、走り続けております!



2019年

3月

18日

大地震と地方創生

ご存知のとおり、日本は北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートの4つのプレートがぶつかりあっていて、世界的にも地震が多い地域です。

地震と噴火が有ったからこそ出来たと言っても過言では無い成り立ちを持つ列島です。また今もプレートは活発な活動を休みなく続けており、世界で発生する大地震の大半が日本周辺で起こると言われています。そんな地震大国である日本に住む限りは、いつ大地震や噴火に見舞われてもおかしくないというのが現状です。

さて各種の観測網整備や学術データにより関西方面では30年以内に南海トラフでは最大でM9クラスが70%の確率で発生するといわれています。また関東・中部方面においては過去の地震周期と観測を勘案しますと関東大震災・東海地震・富士山大噴火についても、いつ来ても不思議では無いと言われています。

 

そこで地震は「忘れた頃にやってくる」ではなく、「明日にでも起こるかもしれない」事を前提に、早急に準備を進めて行かなければならないと思います。各家庭や各企業レベルの対策はいうまでもありません。

 

とりわけ私が恐怖感さえ禁じえないのは、一極集中している関東での大震災です。

首都周辺には全部で4つのプレートが入り組んでいます

今の東京一極集中型の状態で、もし関東大震災が発生したら、想像も出来ない程の壊滅的な打撃を受けて、国としての機能を最低でも数年間は失い、国が再生し再び立ち上がるまでには20~30年の歳月を要するのではないかと思います。

中央省庁や大企業の多くは東京に本社を置いています。

人口においても首都圏に約4千万人(日本の総人口の約3分の1)が暮らしています。

第2次安倍政権で掲げられた、東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした「地方創生」も進みつつあると思いますが、なかなか是正を実感できないのが現状ではないでしょうか。

まず地方に安定した雇用がなければ人は転入して来ません。大企業の地方移転、または地域産業が活性化し、地元の中小企業が元気になり、安定した雇用を創出することが必要です。

安定した雇用を創出することは、地方創生うんぬん以前に、経営者の務めでもあります。

 

「大震災、いつかは来ると思っていたが、まさか今日来るとは思はなかった」では遅いと思います。

次世代の人達のためにも、一刻も早く東京一極集中を是正し、地方創生を進めていただきたいです。

私は私の場所で私なりに出来ること(盤石体制の企業を作り安定した雇用を創出すること)に一生懸命取り組む所存です。

 

2019年

2月

27日

日の丸・君が代のイメージを変えませんか?

今月の11日は建国記念日でした。

最近、国民の祝祭日に「日の丸」の旗をほとんど見かける事が無くなったように思います。私が子供の頃には祝祭日になると町のあちこちで日の丸の旗をよく見かけました。商店街や店舗、個人宅の玄関前でもよく掲げられていました。また小学校には国旗掲揚台があり様々な式典での掲揚はもとより、講堂の正面には日の丸の旗が額に入れて飾られてあり、校長先生が演壇に上がられる様な式典の始まりには君が代斉唱は当たり前のことで、「日の丸や国旗の強制をするな」というような昨今の議論も皆無だったように記憶しています。

 

さてそれでは最近、なぜ日の丸を見かけなくなり、君が代を聞かなくなったのでしょうか?

まず思い浮かぶのは、ずばり単に、日の丸や君が代に対してのイメージが「嫌悪感」とまでは言いませんが少なからず悪いからではないかと思います。

その原因はさまざまな要素が複合的に関連していると考えますので、羅列することをあえて避けますが一つ挙げるのならば、日の丸や君が代が、「軍国主義」=「戦争」=「恐怖」へとナーバスなイメージに繋がって行くからではないでしょうか。

先般、「会社の玄関に日の丸の旗を掲げて、朝礼で君が代を斉唱しようかな」と従業員に冗談半分で言ってみると、「そんなことしたら今の時代、従業員募集しても人が集まらなくなり、お得意さんも順番に離れていきますよ!」と返って来た次第です。

私は戦争反対ですし、個人よりも国家を優先するナショナリズムな考えはありません。ただ単純に自分が生まれた国である日本が好きなだけですが、自分の国の国旗や国歌を身近にすると、人が離れて行くなんて悲しい限りです。

 

また別に、日の丸を見かけない原因は「日本国民の愛国心が薄れて来たからだ」という意見もよく聞きますが、そうでしょうか?

愛国心を表に出す機会が昔に比べて少なくなっただけで、それぞれの心の奥底には愛国心は在ると思います。

例えば、今も昔もスポーツ全般(私の場合は柔道でした)をする者にとっては、日の丸を胸に海外選手と戦うことは最高の憧れですし、オリンピックやワールドカップの中継を見ても、応援している観客の皆さんは、ニッポンコールと日の丸の旗の嵐であり、勝てば君が代の大合唱ではないでしょうか。日本人が海外で受賞したり活躍しているニュースを聞いて喜んでいる人は大勢います。日本の活躍を嬉しく思うのは愛国心が在るからでしょう。

 

そこで提案ですが、過去の戦争で日の丸や君が代を道具にしてしまいイメージを悪くしてしまったのならば、今度は皆でイメージを良くする行動を取って行けばよいのではないかと思います。

例えば昨今、日本全土で発生する自然災害等の現場において御活動くださるボランティアの方に日の丸のシールをお配りして、胸や背中ににつけて活動を行ってもらうようにすれば、「日の丸」=「共助」の象徴となってイメージも上がっていくでしょう。

紅白のような歌番組で歌手が国歌斉唱するのも良いと思います。余談ですが、君が代の音程は、どんどん高くなって行くので、歌手の方でも上手に歌うのが難しいそうです。難しい曲である君が代で、歌手が技術を競い合う様子を鑑賞するのは楽しそうです。

 

「軍国主義」や「戦争」がよくないのは勿論です。

しかし君が代を歌ったり日の丸を掲げたりすることと戦争云々やナショナリズムとは切り離して考えなければならないと思います。

もうすぐ平成が終わります。

世の中は、どんどんグローバル化して行きます。

そんな時代だからこそ、次の時代の子供たちにも自分の国を好きでいて欲しい、日の丸や君が代にも良いイメージを持って欲しいなと思います。

 

2019年

2月

12日

離職率と人材育成

本日は、今後の経営に活かすために、離職率と人材育成について考えてみたいと思います。

【離職率】

厚労省のデータによると3年以内の離職率が、中卒で7割、高卒で5割、大卒で3割となっています。

中卒、高卒の割合の高い中小企業においては、離職率の高さが経営の根幹に関わり、最悪廃業につながります。

私自身、製造業と介護サービス業の両方を営んで分かったことですが、業種によって離職率にかなり違いがあります。

当社の製造業の離職率は低いです。一度技術を習得すると定年まで働いてくれる方が多いです。介護サービス業については当社に限らず業界としての課題だと思いますが離職率が高いです。

 

【離職率を下げるために】

離職の理由の一つに「人間関係」があります。人間関係の濃密さを考えれば、機械を相手にする製造業よりも、人を相手にするサービス業の方が離職率が高いのも頷けます。

当社ではコミュニケーションを深めるための方法として、「ありがとうカード活動>>」を行っています。

また昨年より、全体の忘年会とは別に、事業部ごとの忘年会も開催しています。

そして今年からは、従業員それぞれの趣味に応じたクラブを作り、そのクラブ活動費を会社で助成しようと考えていたのですが、「そういう活動自体が若い人はストレスを感じる」との意見も教えてもらい、人間関係を潤滑にすることの難しさを改めて感じたところです。

他には、安心して働いてもらう為に、全社員に対して決算書を公開しています。また就業規定・給与規定をいつでも閲覧出来るようにしています。

 

【新入社員を育てる環境】

まず中小企業では、新入社員を育てる為の人員も時間も充分ではありません。そのため当社も「ポイントは教えるが、後は目で見て盗め」のような社員教育の時代もありました。

しかしこの方法は非効率でした。目で見る範囲だけでは情報が少な過ぎて、一人前になるまで長い時間がかかります。

また先輩を教育担当者として付けて、その担当者に一から十まで仕事の方法を説明させるやり方もありますが、人に物を教える能力も一人ひとり違います。(ちなみに私は人に物を教えるのは、とても苦手です)。

新入社員に「仕事ができる人・できない人」の差ができるのは、個人の能力やスキルの差ももちろんありますが,教育する側の教える能力の差も関係があります。

そこで当社は約十年前にISO9001技術シリーズ取得を機に、業務の完全マニュアル化を進めてまいりました。介護サービス業の方もマニュアルの整備を進めています。

仕事を教える際に重要なポイントとして、「なぜ」それをするかという仕事の「目的」を伝えることに注力してきました。「なぜそうしなければいけないのか?」「もしそうしなければ、どんなマイナスが起こるのか?」という「理由」も教えると、マニュアル外の事が起きた時にも自分で考えて行動しやすいと思います。

しかしやはりサービス業の難しいところは、マニュアルだけでは及第点しか取れないところです。お客様に満足してもらうには、従業員一人ひとりがその瞬間瞬間、それぞれのお客様に合ったサービスを臨機応変に対応しなければなりません。

 

話は逸れましたが人手不足が叫ばれている今、従業員の離職率を下げ、定着率を上げるために、上記で記載したこと以外にも、休暇を取得しやすい環境や、多様性のある働き方が出来る環境を整備していかなければ・・・と考えています。

 

2019年

1月

29日

「会社も立派やで!」

お正月休みが明けた後、取引関係にあるS社様が、ご丁寧にも5名(女性2名を含む)で当社へ年始の挨拶に来てくださいました。

その帰り際、玄関先でお見送りをしている時、S社の女性の方々が、

「専務、ちょっと待ってください!こちらはトイレが綺麗ので、コンビニに寄ってもらうのを止めてここで借りていきます」と言って、私とS社専務にことわりの言葉を掛け、再度本社の中に入られました。

最初に自慢話では無い事を先にお断りしておきますが、実は「トイレが綺麗」とか「ここは掃除が行き届いている」とお声掛け頂いたのは初めてではありません。

その中でも、私の繊維業の大先輩で恩人でもある、三共毛織株式会社の今は亡き中野勇三専務(※業界の大先輩からのバトン>>)から若い頃に掛けて頂いた言葉がきっかけで、私はトイレ掃除に今まで以上にこだわるようになりました。

改装前の旧本社の頃、中野専務に来社頂いた折、

「あんたの会社の建物はボロいけど、トイレだけは掃除も綺麗やな!」

「岐阜の長谷虎紡績株式会社さんみたいやな!長谷虎さんは何回か行かせてもろたことあるけど、あそこの会社はトイレ掃除も行き届いて綺麗やで!」

「トイレが綺麗なところは決まって社員もよく教育されとるしな、会社も立派やで!」というお話を聞かせてもらいました。

単純な私は、「うちもいつか長谷虎さんのように、世間様から立派な会社と言われる会社になりたい!」と憧れのような想いを持ち、その日以降、特に念入りに掃除をするようになりました。

元来、父方の祖母(※掃除とおもてなし>>)の影響や、武道(少林寺や柔道)をしていた関係、また生まれ付きの神経質さから、掃除にはマメな方でしたが、掃除という行為の先にあるものを具体的に意識するようになったのだと思います。

従業員に対しても掃除!掃除!と口うるさく言っていますが、現在も、本社の玄関とトイレは自分自身で毎日掃除をしています。

トイレの便器にワックスを施してピカピカにし、玄関のガラスは無いと勘違いしてオデコをぶつけるほどに掃除しています。

今では、高速道路のパーキングエリアや飲食店等、出先のトイレを使わせて頂いた後は、次の方に気持ち良く使って頂けるよう、簡単ですが掃除をしています。

自社の掃除をするのは、もう習慣になっていますから何も苦はありません。しかし、よそのトイレを掃除するのは、「実行力」「社会への奉仕の精神」がそれなりに必要になります。

「まぁいいか」と思ってしまう気持ちと、いつも戦っています。

 

関連記事:トイレ掃除を侮ることなかれ>>

 

2019年

1月

05日

ESG課題へ取り組んで参ります

2019年 新年あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のご厚情を賜りありがとうございました。本年も、より一層尽力をしてまいりますので相変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

さて、当社の本年の所信ですが、ESG課題へ取り組んで参ります。

ESGご存知でしょうか?

過去、企業は短期的な財務評価に固執するあまり、無理な事業展開を強行して環境汚染・労働問題・不祥事といった周囲との軋轢を引き起こし、結果として企業経営に致命的なマイナス影響を及ぼす事態が数多く発生しました。その反省として、持続的成長を目指す上で、企業経営において非財務のESGにも目を向けるべきとの考えが世界的に普及し始めています。

ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の三つの言葉の頭文字をとったもので、企業の長期的な成長のためには、ESGが示す3つの観点が今後ますます必要になりそうです。

現段階での当社の取り組みは以下です。

 

■環境面 Environment

<認証、認定>

ISO 14001環境マネジメントシステム認証取得、 (財)日本環境協会エコマーク認定取得、PETボトルリサイクル推奨マーク取得、大阪府リサイクル製品(なにわエコ良品)認定取得、大阪府登録廃棄物再生事業者(古繊維適正処分事業者及び製造加工工場)

 <CO2排出量削減&省エネルギー>

太陽光発電導入、カーボンオフセット、環境省「Fun to Share」へ参加、全社完全LED化、Noマイカーデーの実施等

<資源の有効活用>

再生繊維を使用した商品の製造、使用済毛布のリニューアルパックシステムを構築、業務で使用する紙製品は全て再生紙を使用等

<化学物質等の環境負荷低減>

次亜塩素酸水を使用したクリーニングを導入

 

■社会面 Social

<品質マネジメント活動>

ISO 9001品質マネジメントシステム認証取得

<ダイバーシティ>

重度障害者多数雇用事業所の認定取得、高齢者の雇用、入居者様アルバイト制度を構築

<働きやすい環境・人材の育成>

社会保険制度の適正運用(全国労働保険事務組合連合会 大阪支部より表彰歴あり)、従業員の資格取得サポート制度、業務改善及び優秀開発提案者への表彰制度等

<社会貢献>

年に2回150名規模の泉南市グラウンドゴルフ大会を開催、各種スポーツ大会・地域イベント協賛、各種寄付(日本赤十字社大阪府支部より表彰歴あり)、中学生の職業体験学習の受け入れ等

 

■企業統治面 Governance

決算書の公開、財務のチェック体制(外部金融機関)、弁護士・税理士・コンサル等との顧問契約、社長直行便ポストの設置(匿名での内部通報や意見書の提出が可能)、専務取締役及び常勤監査役がコンプライアンスマネージャーとして日常業務を監査等

実は恥ずかしながら私がESGという言葉を知ったのは最近なのです。

地球の環境問題、社会貢献、労働環境の改善、情報開示、公正・透明な統治体制など、その一つ一つが企業運営にとっておろそかに出来ない課題である事は理解していましたが、それらを一まとめにした言葉 (ESG) があった事は知らずにいました。そして、ESGが企業の価値を測る新しい評価項目として関心を集めていると、遅ればせながら知った時には、「当社の次の未来を決めるのはこれだ!」と体に電流が走りました。

当社の企業理念である三方良し(お客様の満足・従業員の幸せ・社会貢献)の実現の為に、すでに行っていた取り組みの多くが、そのままESGに繋がるのです。ESG評価を上げるために1からスタートを切らなくても、知らないうちに、すでにコースを走っていたのです!

しかし、売上高や利益など過去の実績を表す財務指標で企業が評価されるのが今現在の本当のところだと思います。

けれども、これから先は分かりません。もっとESGが浸透すれば、国からの補助金や、金融機関の融資、取引先の選定などの際に、中小企業も財務指標よりもESGで評価されるようになるかもしれません。

ESG、平たく言えば三方良しです。三方良しについては、このブログで何度も書いて来ましたし、当社の企業理念です!気づかぬうちに自然に、世界の流れと同じ方向を向くことが出来ていたようです。

しかし、まだまだここからです。経済的なメリットを得られる事業としての社会貢献活動は経営者のマネジメント力が問われるでしょうし、まだまだ手探り状態ですが、100年先も存続可能な盤石体制の企業を目指して、ESGに取り組んで行く覚悟です。

 

ところで私は年末のブログにも書いたように自己革新の最中なのですが、「志は高く頭は低く」の一端として、今年からブログの書き方を変更してみました。

今までの「~である」から「ですます調」に変更してみたのですが、皆様いかがでしょうか?