『何事も諦めず気が遠くなるまで繰り返す!』

私は柔道の中でこの事を学ばせて頂きました。諦めず精進を続けている限り未来に続く道は必ずあるはずです。この歳になっても今尚、なかなか未来はスッキリとは見通せません。しかし日々に危機感を持って覚悟を決めて、走り続けております!



2019年

4月

14日

新しい時代へ

もうすぐ平成が終わり、令和という新しい時代を迎えます。

30年前、「新しい元号は『へいせい』であります」と、小渕官房長官が白木の額を掲げる様子を、私は不動産会社のテレビで見ていました。

 

1989年〈昭和64年〉1月7 日に昭和天皇が崩御されました。

私は当時26歳になったばかりで、朝一番から、父の会社の従業員や下請けさんが前日に生産した毛布用紡績原糸をトラックに積み込んで、営業活動を兼ねてお得さまへ配達に回り、午後は自分個人で開業していた不動産業の営業活動に回るのが日課でした。

天皇陛下の崩御を知ったのは、朝の配達中、トラックの車載ラジオの放送でした。

そして午後になり不動産業で訪ねた三栄土地建物(有)の事務所の中で観たテレビ放送で、初めて新元号の平成を知りました。

これが私の平成の幕開けです。

「昭和が終わるんだなぁ」と少しばかり感傷に浸る気持ちもありましたが、「あっけなく、あっという間に終わった」という感想が正直なところでした。

そしてその平成も、もう終わろうとしています。またしても私の感想は、「あっという間だった」というものです。

光陰矢の如ごとしで、月日が経つのは矢のように早いです。

 

世の中は今、ものすごいスピードで変化して行っていると感じます。情報収集すればするほど、インターネットが登場して以降の変化の凄まじさを感じます。

いま世界は、第四次産業革命の中にあります。

そのうえ日本は、どんどん少子高齢化・人口減少社会へと変化しています。つまり「経済の前提」が変化して行っています。

私のような田舎の中小企業の経営者は、まだダイレクトには、その変化を受けていませんが、起こりうる経済の変化を想定し、新しい施策を講じ続けなければならないという危機感は感じています。

私が過去の30年で経験し積み重ねて来た「経営の知識」が、これから先の10年、20年にも通用するかと考えれば、通用しないと思います。なにしろ「経済の前提」が変化して行っていますから。

ですから時代遅れの経営者にならない為にも、勉強し続けること、情報を取り入れ続けることが大切だと感じています。

 

IT社会になり、今は様々な情報が即座に手に入るようになりました。

あらゆる分野から様々な情報を取り入れて、取捨選択を繰り返しながら、良いと思うことはスピーディーに実行に移して行くつもりです。

また情報を発信していくことにも、近年は注力しています。

新年一発目のブログで書いた「ESG課題への取り組み>>」についても、当社HPに追加でページを作成し、フッターにもロゴを配置するなど、より多くの方の目に留まるように工夫しました。

https://www.marutake-corp.co.jp/company/esg.php

過去私は、陰徳こそが美徳だという価値観を持っていましたが、今は違います。

自分達の行動や考えを情報発信することが大切だと身にしみて感じています。

 

令和まで、あと2週間と少しです。令和はどんな時代になるのでしょう。

今後も健康に気を配りながら精進を重ねる覚悟です。

本ブログを持ちまして平成30年度の御礼と新年度のごあいさつとさせて頂きます。

昨年度は、多くの御協力を頂きまして誠にありがとうございます。

どうぞ変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

 

2019年

3月

31日

ご住職との一期一会

御朱印を収集するのが、数年前からブームになっているらしいです。

「御朱印女子(ガール)」という言葉まで生まれて、神社や仏閣とは程遠かったイメージの若い女の子も、今ではあちこちとお参りに伺う中で多く見かけるようになりました。

しかし「スタンプラリー感覚で集めるのは本末転倒」などの排他的な批判もあるみたいです。けれどたとえブームであっても、今まで神社仏閣に興味が無かった人たちが各地を訪ね歩き、積極的に一期一会の経験をする事は、喜ばしいことだと私は思います。

 

さて前置きが長くなってしまいましたが、私の、ご住職との一期一会を紹介させていただきます。

実は私もご多分に漏れず、掛け軸や御朱印帳を持ってあちこちを駆け巡る御朱印オッサンです。

ただし一時のブームに乗ったのではなく、両親の実家が共に信仰の厚い家系だった影響もあって、よちよち歩きの前くらいから、あちこちの神社仏閣を巡ったと聞いています。

このような環境の中で、私が中学3年生の頃、徳島県の四国八十八か所六番札所の安楽寺へ母方の叔父と一緒にお参りに行った際の話です。

本殿でお参りをさせて頂いた直後、「何をお願いしましたか?」とご住職に声を掛けられました。

私はその時期、天理高校柔道部に入部する事がほぼ決まっていたため、「天理に行って柔道日本一になりたい!」とお願いしたことを迷わず打ち明けました。

するとご住職は、「天理は野球や柔道の強い所やね。素晴らしい誓いやね!努力して日本一になるぞ!という自分自身への宣言を本殿でした訳ですね?」とおっしゃいました。

私は「日本一にしてください!」とお願いしたつもりだったので、「ちょっと違うけど!?」と心の中で突っ込みを入れながら、急に話しかけられたこともあり言葉を継げずにいました。

するとご住職は、

「柔道が出来る環境の全てに感謝し、努力を惜しまず精進すれば道は必ず開かれますよ」

「神仏の前では、まず自分自身が置かれている環境への感謝を伝えなさい。そして神仏に対して誓いなさい。そして日々安全にお守り頂けるようにと願いなさい」

「また難儀や事情や病気や不自由のある人は、自身も努力しますが不思議なお力も貸してくださいと願いなさい」といったような内容のお話をしてくださいました。

 

40年も前の記憶なので不正確な点もあるかとおもいますが、このご住職との一期一会の会話により、仏壇や神棚を始めとし、手を合わす際の心の在り方が変化しました。まさに「神頼み」から「感謝と誓い」に変化しました。

2012年に書いた「努力を極めてからじゃなければ運は来ない>>」のお話も、この時の会話が起因しています。

 

2019年

3月

18日

大地震と地方創生

ご存知のとおり、日本は北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートの4つのプレートがぶつかりあっていて、世界的にも地震が多い地域です。

地震と噴火が有ったからこそ出来たと言っても過言では無い成り立ちを持つ列島です。また今もプレートは活発な活動を休みなく続けており、世界で発生する大地震の大半が日本周辺で起こると言われています。そんな地震大国である日本に住む限りは、いつ大地震や噴火に見舞われてもおかしくないというのが現状です。

さて各種の観測網整備や学術データにより関西方面では30年以内に南海トラフでは最大でM9クラスが70%の確率で発生するといわれています。また関東・中部方面においては過去の地震周期と観測を勘案しますと関東大震災・東海地震・富士山大噴火についても、いつ来ても不思議では無いと言われています。

 

そこで地震は「忘れた頃にやってくる」ではなく、「明日にでも起こるかもしれない」事を前提に、早急に準備を進めて行かなければならないと思います。各家庭や各企業レベルの対策はいうまでもありません。

 

とりわけ私が恐怖感さえ禁じえないのは、一極集中している関東での大震災です。

首都周辺には全部で4つのプレートが入り組んでいます

今の東京一極集中型の状態で、もし関東大震災が発生したら、想像も出来ない程の壊滅的な打撃を受けて、国としての機能を最低でも数年間は失い、国が再生し再び立ち上がるまでには20~30年の歳月を要するのではないかと思います。

中央省庁や大企業の多くは東京に本社を置いています。

人口においても首都圏に約4千万人(日本の総人口の約3分の1)が暮らしています。

第2次安倍政権で掲げられた、東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした「地方創生」も進みつつあると思いますが、なかなか是正を実感できないのが現状ではないでしょうか。

まず地方に安定した雇用がなければ人は転入して来ません。大企業の地方移転、または地域産業が活性化し、地元の中小企業が元気になり、安定した雇用を創出することが必要です。

安定した雇用を創出することは、地方創生うんぬん以前に、経営者の務めでもあります。

 

「大震災、いつかは来ると思っていたが、まさか今日来るとは思はなかった」では遅いと思います。

次世代の人達のためにも、一刻も早く東京一極集中を是正し、地方創生を進めていただきたいです。

私は私の場所で私なりに出来ること(盤石体制の企業を作り安定した雇用を創出すること)に一生懸命取り組む所存です。

 

2019年

2月

27日

日の丸・君が代のイメージを変えませんか?

今月の11日は建国記念日でした。

最近、国民の祝祭日に「日の丸」の旗をほとんど見かける事が無くなったように思います。私が子供の頃には祝祭日になると町のあちこちで日の丸の旗をよく見かけました。商店街や店舗、個人宅の玄関前でもよく掲げられていました。また小学校には国旗掲揚台があり様々な式典での掲揚はもとより、講堂の正面には日の丸の旗が額に入れて飾られてあり、校長先生が演壇に上がられる様な式典の始まりには君が代斉唱は当たり前のことで、「日の丸や国旗の強制をするな」というような昨今の議論も皆無だったように記憶しています。

 

さてそれでは最近、なぜ日の丸を見かけなくなり、君が代を聞かなくなったのでしょうか?

まず思い浮かぶのは、ずばり単に、日の丸や君が代に対してのイメージが「嫌悪感」とまでは言いませんが少なからず悪いからではないかと思います。

その原因はさまざまな要素が複合的に関連していると考えますので、羅列することをあえて避けますが一つ挙げるのならば、日の丸や君が代が、「軍国主義」=「戦争」=「恐怖」へとナーバスなイメージに繋がって行くからではないでしょうか。

先般、「会社の玄関に日の丸の旗を掲げて、朝礼で君が代を斉唱しようかな」と従業員に冗談半分で言ってみると、「そんなことしたら今の時代、従業員募集しても人が集まらなくなり、お得意さんも順番に離れていきますよ!」と返って来た次第です。

私は戦争反対ですし、個人よりも国家を優先するナショナリズムな考えはありません。ただ単純に自分が生まれた国である日本が好きなだけですが、自分の国の国旗や国歌を身近にすると、人が離れて行くなんて悲しい限りです。

 

また別に、日の丸を見かけない原因は「日本国民の愛国心が薄れて来たからだ」という意見もよく聞きますが、そうでしょうか?

愛国心を表に出す機会が昔に比べて少なくなっただけで、それぞれの心の奥底には愛国心は在ると思います。

例えば、今も昔もスポーツ全般(私の場合は柔道でした)をする者にとっては、日の丸を胸に海外選手と戦うことは最高の憧れですし、オリンピックやワールドカップの中継を見ても、応援している観客の皆さんは、ニッポンコールと日の丸の旗の嵐であり、勝てば君が代の大合唱ではないでしょうか。日本人が海外で受賞したり活躍しているニュースを聞いて喜んでいる人は大勢います。日本の活躍を嬉しく思うのは愛国心が在るからでしょう。

 

そこで提案ですが、過去の戦争で日の丸や君が代を道具にしてしまいイメージを悪くしてしまったのならば、今度は皆でイメージを良くする行動を取って行けばよいのではないかと思います。

例えば昨今、日本全土で発生する自然災害等の現場において御活動くださるボランティアの方に日の丸のシールをお配りして、胸や背中ににつけて活動を行ってもらうようにすれば、「日の丸」=「共助」の象徴となってイメージも上がっていくでしょう。

紅白のような歌番組で歌手が国歌斉唱するのも良いと思います。余談ですが、君が代の音程は、どんどん高くなって行くので、歌手の方でも上手に歌うのが難しいそうです。難しい曲である君が代で、歌手が技術を競い合う様子を鑑賞するのは楽しそうです。

 

「軍国主義」や「戦争」がよくないのは勿論です。

しかし君が代を歌ったり日の丸を掲げたりすることと戦争云々やナショナリズムとは切り離して考えなければならないと思います。

もうすぐ平成が終わります。

世の中は、どんどんグローバル化して行きます。

そんな時代だからこそ、次の時代の子供たちにも自分の国を好きでいて欲しい、日の丸や君が代にも良いイメージを持って欲しいなと思います。

 

2019年

2月

12日

離職率と人材育成

本日は、今後の経営に活かすために、離職率と人材育成について考えてみたいと思います。

【離職率】

厚労省のデータによると3年以内の離職率が、中卒で7割、高卒で5割、大卒で3割となっています。

中卒、高卒の割合の高い中小企業においては、離職率の高さが経営の根幹に関わり、最悪廃業につながります。

私自身、製造業と介護サービス業の両方を営んで分かったことですが、業種によって離職率にかなり違いがあります。

当社の製造業の離職率は低いです。一度技術を習得すると定年まで働いてくれる方が多いです。介護サービス業については当社に限らず業界としての課題だと思いますが離職率が高いです。

 

【離職率を下げるために】

離職の理由の一つに「人間関係」があります。人間関係の濃密さを考えれば、機械を相手にする製造業よりも、人を相手にするサービス業の方が離職率が高いのも頷けます。

当社ではコミュニケーションを深めるための方法として、「ありがとうカード活動>>」を行っています。

また昨年より、全体の忘年会とは別に、事業部ごとの忘年会も開催しています。

そして今年からは、従業員それぞれの趣味に応じたクラブを作り、そのクラブ活動費を会社で助成しようと考えていたのですが、「そういう活動自体が若い人はストレスを感じる」との意見も教えてもらい、人間関係を潤滑にすることの難しさを改めて感じたところです。

他には、安心して働いてもらう為に、全社員に対して決算書を公開しています。また就業規定・給与規定をいつでも閲覧出来るようにしています。

 

【新入社員を育てる環境】

まず中小企業では、新入社員を育てる為の人員も時間も充分ではありません。そのため当社も「ポイントは教えるが、後は目で見て盗め」のような社員教育の時代もありました。

しかしこの方法は非効率でした。目で見る範囲だけでは情報が少な過ぎて、一人前になるまで長い時間がかかります。

また先輩を教育担当者として付けて、その担当者に一から十まで仕事の方法を説明させるやり方もありますが、人に物を教える能力も一人ひとり違います。(ちなみに私は人に物を教えるのは、とても苦手です)。

新入社員に「仕事ができる人・できない人」の差ができるのは、個人の能力やスキルの差ももちろんありますが,教育する側の教える能力の差も関係があります。

そこで当社は約十年前にISO9001技術シリーズ取得を機に、業務の完全マニュアル化を進めてまいりました。介護サービス業の方もマニュアルの整備を進めています。

仕事を教える際に重要なポイントとして、「なぜ」それをするかという仕事の「目的」を伝えることに注力してきました。「なぜそうしなければいけないのか?」「もしそうしなければ、どんなマイナスが起こるのか?」という「理由」も教えると、マニュアル外の事が起きた時にも自分で考えて行動しやすいと思います。

しかしやはりサービス業の難しいところは、マニュアルだけでは及第点しか取れないところです。お客様に満足してもらうには、従業員一人ひとりがその瞬間瞬間、それぞれのお客様に合ったサービスを臨機応変に対応しなければなりません。

 

話は逸れましたが人手不足が叫ばれている今、従業員の離職率を下げ、定着率を上げるために、上記で記載したこと以外にも、休暇を取得しやすい環境や、多様性のある働き方が出来る環境を整備していかなければ・・・と考えています。