長生きの秘訣

先般、新聞のコラム欄で聖路加国際メディカルセンター理事長 日野原重昭(ひのはら しげあき)氏の記事を見た。ご高名な方なのでご存知のかたも多いと思うが、この方は驚くことに、102歳にして現役の医療法人理事長であり、今も日本医学会発展の為に走り続けておられるのである。

その並外れたパワーにあやかりたく、ここに日野原氏の健康の秘訣を書きとめることにした。

 

まず簡単に記事を要約すると、自らを「走り続ける車輪」に例えられていた。

車輪は休まず走り続けないと止まったら倒れてしまう。休まず走り続ける条件は、健康であること。そして「前向きなビジョン」を常に持つ事だとおっしゃられていた。
日野原氏は二十歳までに腎臓炎と肺結核を患ったが、しかしこれが医師となるきっかけとなり、「病気は神からのお恵み」と断言されている。
とにもかくにも、全てにおいて前向きなのである。

更にそれ以降、病気らしい病気はもう何十年もしていない事実に触れられ、健康の秘訣については記者のインタビューに答える形で書かれていた。

ここからは日野原氏の言葉を簡単にまとめながら自分自身と対比してみた。

 

① あまり食べ過ぎず、余分なカロリーを摂取しない事。
(私:なるべく注意しているのだが食べ過ぎである。おまけにお菓子好き 笑×)
② 出来るだけ歩き、筋肉をなるべく衰えさせず血流を保つ。
(私:最近なんとか守れている。△)
③ 年に2回は精密な高度医療の検診を受ける。
(私:これはクリアーしている。(詳細)◎)
④ 30歳の時の身長と体重を維持する。
(私:身長は183㎝で維持、体重は大幅増加 詳細はマル秘 ×)
⑤ 野菜を多く食べ、蛋白質を大豆(植物性)と脂の少ない肉(動物性)から適度にとる。
(私:野菜も豆も好き。○ 肉はサーロインが好きである。×)
⑥ 歯は消化器官の入り口と考え、常に最善の状態を保ち、よく噛んで食べる。
(私:歯は問題ナシ。○ 性格がせっかちなのでよく噛まない。×)
⑦仰向けに寝ると背骨の上に内臓が乗っかる状態になり、内臓の機能が低下するので牛や馬のようにうつぶせで睡眠をとる。
(私:子供のころから熟睡時はうつぶせ寝である。○)

 

私の場合、上記項目の約半分は×か△である。
現在、私は52歳。人間ドッグの先生は、「真面目に検査に通って健康管理をすれば、あと30年は寿命を保証する。」と言ってくれている。
しかしまだまだ実現させたいビジョンや目標・夢が目白押しであり、30年では足りない。
「企業家としての宿命を私は背負っている」と常々に自負しているからには、夢を実現させてからじゃなければ、くたばれぬ!だから、せめて90歳くらいまでは生きたいと思う!

そうだ!!日野原氏の健康の秘訣を参考にして、健康を維持する為の努力目標を自分に課そう。

そして少しでも元気に長生きして、「三方良し」の精神で、ポジティブに前進して、気が遠くなるまで生きて行こう!!

 

立花 克彦 
立花 克彦