ー2021年ー

2021年

2月

12日

アフターコロナを見据えた経営

ここ大阪でも、新型コロナウィルスに依る2回目の緊急事態宣言が発出中です。

日頃よりブログをお読みくださっている皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか?一日でも早くコロナ禍が終息へ向かいますことをお祈り申し上げますと共に、コロナ予防に最大限の注意を払いながら、日々ご自愛の程を重ねてお願い申し上げます。

 

さてコロナ終息については神のみぞ知るところでしょうが、ワクチン接種も具体性を帯び始めた現在の状況を見ると、明けない夜は無い!夜明けも間近!という思いに駆られ、アフターコロナについて日々思考を巡らせていますので、少し書いてみたいと思います。

 

<人材確保のチャンス>

タクシー会社のMKグループは21年度、例年の2・5倍に当たる計2千人を正社員として新規雇用する予定だそうです。

当社でも、さまざまな業界が人員削減を進めている今だからこそ優秀な人材を獲得するチャンスだと思い、現在積極的に採用を行っています。採用ターゲットも、若手から幹部候補まで多様性を持たせています。

20年12月より5名の増員計画を掲げ、現在までの約2か月間で4名の方を採用いたしました。

これまで日本は何度も景気循環を経験して来ました。

景気低迷が続くと先行きを考えて、企業は人材採用を控えたり人材削減したりしてコストカットを行います。しかしそうした企業では景気好転後、人材確保に困難を極め、人員が追いつかずにビジネスチャンスを多く逃がしたという話をよく聞きます。

当時はそれが最良の施策だったとは思いますが、結果的には機会損失で苦い思いをした会社を実際多く見てきました。

景気循環の周期の長さや、景気拡大の高さ、景気後退の深さはその時々で違いますが、「景気後退→不況→」の時期の後には「→回復→好況」の時期が来るのが経済ですので、「明けない夜はない、夜明けはそんなに遠くない」との思いで、中長期的な投資という視点で、人材育成期間を考慮して、昨年末から人材採用を進めています。

 

<企業の平均寿命は、どんどん短命に>

米国の株価指数S&P 500に選ばれた大手企業500社の平均寿命は、50年前は50年だったそうです。それが今では約12年だそうです。

それだけ時代の変化はとても速く、技術革新によって今日必要とされている商品やサービスが1年後には誰も必要としないかもしれないですし、今日最新の技術が1年後には古い技術になっている可能性だってあるのです。今、必要とされている会社が1年後には社会から必要とされない会社になっている可能性もある時代です。

企業も時代に合わせて変容し続けなければ、時代遅れになってしまいます。

既存の事業を深化させながらも、それと並行して常に「時代に合わせた新しい商品やサービスや事業」にチャレンジして行かなければ、企業が持続し続けるのは難しい時代になったと感じます。

しかし大企業と違い、当社のような中小企業は投資や開発力には限界があります。

0から1を生み出すのではなく、当社の既存の設備・施設・技術・組織能力・商品・サービスを有効活用しながら、それらを様々組み合わせたり、この世にある既存の何かと組み合わせたりすることによって、身の丈に合った投資規模の中で、付加価値の高い新商品やサービスの開発が可能だと信じ、たえず取り組み続けています。

社員達にも「ありとあらゆるチャンネルを駆使して出来る限りの情報収集をしろよ。失敗してもいいから良いと思うことはチャレンジしていこう」と伝えています。

 

<もはやSDGs・ESGに取り組まないことがリスク>

社会貢献したい・したくないとか、そんな問題ではなく、世界はすでにこのルールで動き出しています。SDGs・ESGに取り組まない企業は、社会的責任を果たしていない企業と判断され、大企業からは当然相手にされなくなるでしょう。この取り組みが更に拡大して行けば(拡大すると思います)、一般のお客様からも、求職者の方たちからも相手にされなくなると思います。

当社では様々な取り組みを行っていますが(くわしく見る>>)、地球環境のための新たな取り組みとして、自社で発生した廃段ボールを自社の社用封筒に再利用することを検討しています。

銀行系のコンサルさんから頂いたお話で、再利用なので若干のコストアップは否めないですが、こういった小さな取り組みでも、いくつもコツコツ積み重ねることで結果に繋がって行きますし、またそれに関連する新しい会社様とのお付き合いを始める事によって情報量も増え、さらに何か協働できる新たなビジネスのアイデアが生まれる可能性だってあるかもしれません。

 

大変遅ればせながら、ついに私も2月2日から、てんやわんやのリモート会議デビューを果たしました(笑)

 

2021年

1月

06日

凡事徹底

2021年(令和3年) 新年あけましておめでとうございます。 

旧年中は格別のご厚情を賜り誠にありがとうございました。本年も、より一層精進を重ね尽力して参る所存でございます。相変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

さて今年は「凡事徹底」をスローガンとし、全社を挙げて取り組んで参ります。

「凡事徹底」とは、なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと。

または、当たり前のことを極めて、他人の追随を許さないことなどを意味します。

経営の神様・松下幸之助さんは、松下政経塾で凡事徹底の重要性をお話されていたそうです。

松下政経塾といえば、日本を立て直す人材の養成を目指した塾で、実際に国会議員や企業経営者など政財界に多くの人材を輩出した塾ですが、そのような非凡な才能を持っている優秀な人材相手にも、いかに凡事を徹底することが人として重要なのかを松下幸之助さんはお話されました。

人として当たり前のことがしっかり出来る。そういう安定した土台があってこそ、その土台の上に、次のステージの積み木を重ねて行っても崩れないのであって、基本こそが一番大事だということだと私は解釈しました。私が学生時代のそのすべてを捧げて取り組んだ柔道に関しても基本(打ち込み)練習こそが全国優勝の未来に続いている道だったと、のちに分かることになりました。(諦めず気が遠くなるまで繰り返す!>>

 

凡事の一例をあげてみます。

以下は、どれも誰でも出来る凡事ですが、徹底的に行ったり、他人の追随を許さないほど行おうとすれば、それなりの根気と覚悟が必要だと思います。

時間を守る。納期を守る。掃除をする。笑顔で挨拶する。体調管理をする。

3コール以内に電話に出る。ミスが無いよう再確認する。分かりやすく伝える。相手の話をしっかり聞く。事前に計画を立てる。優先順位を考える。ゴミを拾う。

今なら「感染対策をする」も凡事に入るでしょう。

以下は、どれも些細なことですが、ほんの数回でもやってしまうと心証が悪く、いい加減な人に見えてしまいます。

使ったものを元の場所に戻さない。脱いだ履物を真っ直ぐ揃えない。ポケットに手を入れたまま話をする。自分のデスクの整理整頓が出来ていない。制服やスーツをきっちりと着ない。配慮の無い表情。遅い返信。お礼を言わない。

凡事の中で私が特に大切にしているのは「掃除」ですが、掃除が持つ「力」や「効能」については過去に何度もブログを書いて来たので、ご参照いただければと思います。

一つ一つはなんてことない事ですが、しかし凡事を徹底し継続していくことにより、意識せずに自然と出来る「習慣」になり、社員のみんなが凡事徹底を身に付けてくれることによって、その真面目さや清潔さみたいなものが、会社の風土や文化にもなって行くと思います。

逆もまた然りで、「大したことじゃないから」「小さいことだから」と凡事をお座なりにし、そのお座なりを見過ごし続けてしまうと、それが会社の悪い風土や文化を作ってしまうこともあるでしょう。

 

大企業のようにズバ抜けて優秀な研究者や営業マンや開発者や管理者や経営者がいるわけではない、うちのような田舎の中小企業が生き残っていくには、当たり前のことをキッチリ当たり前に出来る真面目さと、そこから生まれる「信頼」が絶対に必要です。

私自身まだまだ至らないところが多くあります。だからまず私が徹底して社内の先頭に立って社員の見本となるべく、「凡事徹底」を実行していこうと思っています。

言葉の意味の通りに誰にでもできる当たり前のことが「凡事」ですが、『誰にでもできる当たり前な平凡な事柄を、誰もが真似できないくらいに徹底して今年は先頭に立って継続して行こう』と思います。

 

<掃除関連ブログ>

会社も立派やで!>> ■掃除とおもてなし>> ■トイレ掃除を侮ることなかれ>>

地獄掃除のその上>> ■地獄掃除>>

<お知らせ>

【2年連続】東京商工リサーチ刊行の優良企業完全情報誌「ALevel(エラベル)」2022年、関西版(L57ページ)に弊社が掲載されました。

2年連続で掲載していただく事になり、大変光栄に存じます。

これも皆様のご支援ご高配の賜物と心より感謝申し上げます。

詳しくはこちら>>