ー2024年ー

2024年

5月

18日

第三の創業

2015年、異業種へ参入し、クリニック併設サービス付き高齢者向け住宅フラワーホームを開設しました。ありがたいことに皆様のご協力のおかげで現在では満室に近い状態を維持できています。

その2015年に書いたブログ「第二の創業>>」で「変化の多いこのタイミングを最高の機会と捉えて、社内の制度や経営システムの精査も含め、なおざりになっている事項を思い切って全て見直して行くつもりである」と書きました。

そこから8年。昨年は繊維再生事業部を立ち上げ、フェルト事業部を統廃合しました。

「第三の創業」と言っても良いほど変化の一年で、一年をかけてさまざまな準備をしてきました。(くわしくは「再スタートの春>>」を参照)

そして現在、鋭意進めているのが経費削減です。

前述しましたように、なおざりになっている事項を今回もまた、聖域を作らず思い切って細かなものまで全て見直して行きます。

 

【営業利益5兆円のトヨタの経費削減】

トヨタ生産方式の根本は、仕事や原材料の使い方に「ムダ」がないかを徹底的に考え、終わりなく改善していくことにあるそうです。

ムダの排除には限界がなく、一つの改善を行った状態は、次の改善を行う上でのスタートラインだという意味で、「改善後は、改善前」という言葉が使われているらしい。

トヨタは毎年、年間3000億円の原価低減を目標に掲げ、その意識は現場の一人一人にまで根付いており、記者が取材をした工場の従業員は「車1台あたり、0.3円の改善に成功しました」と胸を張ったそうです。

記者は、あまりの単位の小ささに、聞き間違えではないかと感じたとのこと。

話を聞いてみると、工程の1つである、紙を貼る向きを反対にすることで使用するテープの量を16センチから14センチへと減らし、1台あたり0.3円の原価低減につながったという。

また別の従業員は、塗装で使用する液体を最後の最後まで使い切ることで、1台あたり0.02円の削減を行ったとのこと。

マヨネーズの容器と同じように、最後まで使い切るのが難しかったのだが、自作の装置を制作して最後の1滴まで絞り出すことに成功したとのことでした。

工場には“今、製造部に求められることは、『開発の原資を稼ぐこと』”の貼り紙が貼られているそう。

従業員一人ひとりが知恵を絞り、こうした小さな改善を積み重ねることで、毎年、年間3000億円近い原価低減を実現しているそうです。

この記事を読んだ時には、現場から一つ一つを積み上げていくトヨタの企業文化に感嘆しました。

(関連記事:便座も積もれば山となる>>

 

【1万円の経費削減で29万4千円の売上と同じ効果】

経営者の読者の方には今更な話かと思いますが、社員に向けて経費についての考え方を改めて書きたいと思います。

まず製造業の平均的な営業利益率は3.4%ですから、それで計算してみます。

仮に1億円の売上高の場合、営業利益は340万円です。更に、ここから税金や利息その他費用も引かれるため、純利益となるとさらに少なくなります。

「売上」は多くの従業員が意識する数字でしょうが、「利益」を意識する社員はそう多くないはずですので、1億円を稼いでも残るのは、そんなに少ないのか・・・とガックリするかと思います。

1億円の売上高で営業利益は、たった340万円。

しかし経費の数字はそのままなのです。1万円削減できれば1万円の利益が出たのと同じ。

営業利益率3.4%で計算すると、1万円の利益は約29万4千円の売上を上げたこととイコールになります。

1万円の経費削減で29万4千円の売上と同じ効果。

経費を意識したことが無かった人は、経費削減の効果に驚いたのではないですか?

 

【当社の経費削減の取組み】

当社では今期1000万円の経費削減を達成することを目標としています。

前述したように、製造業の平均的な営業利益率の3.4%で計算した場合1000万円の削減が達成すると約2億9千400万円の売上高を上げたのと同じ効果があります。

既に倉庫の統廃合、車両関連の見直し等で約500万円が達成可能になっています。

固定費は売上の増減に関係なく継続的に毎月発生する費用ですから、削減できれば大きな効果が期待できます。現在、見積書を取りながら一件一件全て見直し中です。

また消耗品や備品についても購入のルールを厳格化し、各事業部の管理者を改めて決めました。

ムダを減らして生産を効率化するために、通常年2回の大掃除に加えて、今月も大掃除を実施し、整理整頓を進めました。

マイクロマネジメントになってしまいますが、経費削減の精神が浸透するまでは、全ての稟議書の決裁を私が行います。

 

目標達成のためには、各事業部における無駄の削減、効率化の推進、そして何よりも一人ひとりの意識改革が必要不可欠です。

日々の業務において、どのような小さなことでも経費削減に繋がるアイデアを積極的に提案していただきたいと思います。また、無駄な経費が発生していないか、常に目を光らせ、改善に努めていただきたいと願っております。

 

削減できた経費の相応分を社員の賃上げにも結び付けたいと思います。

今後、原材料コストの上昇や、物価上昇率、賃金上昇率も高まることが予想されています。

どのような未来にも、しっかりと対応することが出来る盤石な企業体質を、社員たちの協力を得ながら構築していく覚悟です。

2024年

4月

11日

再スタートの春

【当社の再スタート!】

新年度がスタートいたしました。

旧年度中のご厚情に深謝申し上げますとともに本年度も変わらぬご厚情の程、重ねてよろしくお願い申し上げる次第であります。

さて、当社では「再スタートの春」という言葉を掲げてスタートを切りました。

既成概念に囚われず今できることから1つ1つ時代の変化に合わせて確実に変わっていくという経営方針と、毎年が創業だという意気込みで経営刷新を繰り返してまいりましたが、

コロナ禍による経営環境の変化や、国内のみならず世界をも含めた社会情勢及び市場の激変、新素材の登場などの影響を受け、フェルト事業部の業績が、ここ2~3年前から緩やかにですが右肩下がりになっていました。

そこで昨年の3月、コロナによるマスク着用の見直しが発表された頃から、業績の回復を目指し大なたを振るおうと決意し、事業部の統廃合を皮切りに、人員配置の最適化、社内制度の更新、不採算製品の製造中止、製品ラインナップの整理、利益率の高い商品の強化、設備投資による生産効率の向上、そして新たに導入した機械設備と従来の設備を組み合すことによる新製品の開発、プレスリリース、販売促進活動などを足早に進めてまいりました。

昨年は立ち上げの一年間、準備の一年間、変化の一年間で、社員の皆さんにとってもイレギュラーな仕事の連続で目まぐるしい一年だったと思います。

そしてようやく三月末には、ほぼ準備も整いました。

ここでようやくホッと一息・・・などついている暇はありません。

これまでのことは全て「準備」であって「目的」ではありません。

当社の新商品である、次世代の反毛技術(繊維to繊維を可能にした反毛技術)のサービスを、環境問題に取り組む多くの企業様に届け、繊維のリサイクルを普及させることが目的で、そのために昨年の準備&移行期間がありました。

今年度からが本当のスタートです。

「再スタートの春」と銘打って、社員一同一丸となって邁進する所存でございます。

 

【日本経済の再スタート!】

ところで、我が国の経済はバブル崩壊以来の長い停滞を経て、日経平均株価が33年8カ月ぶりの高値を記録しました。

また人手不足や物価上昇を背景に、賃上げ率は30年ぶりの高水準を記録しています。

そして日本銀行は2024年3月19日に、マイナス金利政策の解除と金利の引き上げを決定しました。これらは物価安定目標の持続的・安定的な実現が見通せるとの判断に基づくもので、日本経済の「正常化」への準備と言えるでしょう。

しかし、日経平均株価の上昇は円安による日本株の割安感や、輸出企業への期待感で上昇している部分が大きく、実体経済を反映した株価ではないと思います。

またインフレ率が賃上げ率を超えると、実質賃金は減少することになり、消費者は買い控えや安いモノを求めるようになります。そうすると企業は価格転嫁を進めることが出来ず、日本経済の低迷はさらに長期化しそうです。

また金利の引き上げは企業にとっては負担が増すことになり、設備投資や新商品の開発など挑戦へのハードルが高くなることになります。

そうやって失われた40年を歩むことになるのか、もしくは経済正常化が進み、過去30年のデフレがいよいよ終焉して好循環に入っていけるのか、いま日本国民は運命の分かれ道に立っているのだと思います。

さぁ、2024年度は再スタートの年です。変化の年です。重要な年です。

受け身にならず、自ら考えて動いて、次の未来を目指して一緒にがんばっていきましょう!

【お知らせ】

■【4年連続】経済産業省「健康経営優良法人2024」に認定されました。

詳しくはこちら>>

 

■ラジオ大阪「藤川貴央のニュースでござる」の番組内の、東京商工リサーチご協力のコーナー「がんばってるで関西!」にて、関西の元気な企業として、ご紹介していただきました。

詳しくはこちら>>

2024年

3月

30日

今の時代、「情報収集」「情報発信」しないと始まらない

【真面目にIRをやらねば投資家に理解が得られない】

2013年の私のブログ「素晴らしい執念!!>>」の回で、私の師匠である東建コーポレーション㈱ 左右田鑑穂会長の御友人の株式会社中広の後藤一俊会長が5年間毎日ブログを書き続け、2000回を迎えられたというお話を書きました。

それから11年間、後藤会長はその後も毎日ブログで発信を続けてこられ、今月で6000回を迎えられました。

毎日毎日欠かすことなく長年に渡り発信を続けるのは並み大抵のことではなく、粘り強く取り組むチカラや、地道にコツコツ続ける精神力や、話題の豊富さや知見の深さが必要です。

私など1か月に1回程度ブログを更新するぐらいですが、それでもネタに困ってしまう時や面倒になってしまう時があります。

そんな私がなんとかブログを続けているのは、やはり情報を発信することが今の時代とても大切だと思うからです。

後藤社長が6000回のブログの中でお話されていましたが、ブログを始めることになったキッカケの出来事は、名古屋証券取引所に上場する際、証券会社から「お前のところなど小さな会社だ」「真面目にIRをやらねば投資家に理解が得られない」と指導をうけ、IR活動をされたそうですが、コストが掛かる割には目立った成果もない。そこでHPを毎日動かせば、我が社に注目してくれる方も増えるのではと思い立ち・・・ということが始まりだそうです。

株式会社中広 後藤会長のブログはこちら>>

 

 【情報発信の効果】

昨年、当社の繊維再生技術>>についてプレスリリースを行いました。

30年以上経営者としてやってきましたがプレスリリースを行ったのは初めてでした。当社のような中小企業にそんなものは必用無いと思っていたというよりも、そういうことに疎かったため、そもそも考えたことも無かったのですが、関係者に勧められて行うことにしました。

いらなくなった制服なども再び繊維に戻せるというような技術ですので、繊維業界の人だけではなく、専門的な知識が無い別業界の人達にも伝わるように分かりやすい言葉で解説したり、図解したり、撮影したり、なかなか手間のかかる作業でしたが、やって良かった。

正直、プレスリリースの反響の大きさに大変驚きました。

良い技術を持っていても、それを知ってもらわなければ何も始まらないです。

でも情報発信をすれば今の時代は、その技術を求めて「検索」している人達に情報が届く可能性が高いです。情報が潜在顧客にリーチした時、わが社はどのような会社なのか、どのような考えを持った経営者なのかをHPやブログで見える化しておけば、安心につながります。それもここ最近1、2年の情報だけではなく、ブログも5年10年15年と積み重ねることで、より安心感や信頼感が増すのではないのでしょうか?

新事業部の関係で、最近は新しいお客様とお会いすることも多いのですが、事前に私のことをブログやHPで知ってから来てくださる方も多く、初対面であってもゼロから自分を紹介する必要が無く、その分ほかのお話をする時間が生まれます。

そういった面でもブログの効果を実感しています。

 

【情報は経営資源。情報収集は必須】

私は元来から読書好きで、小学生時代には毎日小学生新聞を購読していました。

大人になってからは日経と読売の2紙を長年読んでいます。法人契約をしているので、社員にも読むように勧めています。

近年はタブレットで電子版も読めるので、手元に新聞が無い隙間時間にも気軽に読めるので便利です。

最近もう1紙追加しました。当社の繊維再生技術もニュースに取り上げてくださった、日刊繊維総合紙「繊維ニュース」さんです。

毎日ありとあらゆる繊維に関する情報が掲載されおり、同じ繊維でも異業種と言ってもよいくらいの繊維関連の情報までふんだんに掲載されており、まさに情報の宝の山と言っても過言ではない充実した内容になっています。

 

ネットでの情報収集はアルゴリズムの影響で、どうしても情報が偏りがちになってしまいます。自分の観点に合わない情報からは隔離された状態になってしまいがちです。

その点、新聞など紙面で見る情報はアルゴリズムの影響が無いため視野が広がります。

あと色んな人と会って話すことも私の大切な情報収集です。年代が違う人と話すと、同じ物事でも捉え方や考え方が違ったりして、私が昭和の価値観でバイアスをかけていたのかも・・・と気づかされることなどもあります。

 

新しい情報や知識を自分にインストールすること= 自分のアップデート

そう思うと情報収集が面倒に感じる日もヤル気になれる気がします。

【お知らせ】

日刊繊維総合紙 繊維ニュース2024年3月4日(月)号に、当社の繊維再生事業が掲載されました。

詳しくはこちら>>

2024年

3月

01日

一事が万事「トイレの清潔さ」

拡大していくサスティナブル市場に対応するため、昨年、新規事業部である「繊維再生事業部」を立ち上げました。

それ以降、特に今年に入り、おかげさまで同業界のみならず官学を含め様々な業界の皆さまより、全国からお問い合わせやご来社を賜っています。

先ずを以て心より御礼を申し上げます。

 

ご来社を賜りました際に、新事業のご説明や工場案内などは当たり前ですが誠心誠意させていただいていますが、おもてなしの一環といたしまして、特に気を付けているのが「トイレ掃除」です。

掃除については常日頃からも社員達に恐がられるほど心掛けていますが、それ以上にお客様が見えられるときは、工場も含めて会社全体の徹底した整理整頓と清掃を行います。

その中でも特に徹底して心掛けているのがトイレ掃除です。

2年ほど前にも、ペンキを頭にかぶりながら、新築のトイレと同レベルまでピカピカに工場のトイレをリフォームしました。(工場のトイレ掃除をやり過ぎて血豆が出来ました>>

しかしそろそろまた劣化が気になるようになって来ましたので、今年に入り毎土日、祝祭日の社員の出社人数が少ない日には必ず、全トイレを私自ら掃除した後に、トイレの床のワックスを塗り直しピカピカに仕上げました。

 

ここでトイレ掃除と聞いてちょっと苦手だな!?と感じる人も多いかもしれません。

しかしパナソニックの創業者である松下幸之助氏は、トイレを掃除することは常識や礼儀作法を身につけるのに必要だと述べています。

みんなが使う場所だからこそ、誰かが掃除すると思うのではなく、当たり前に謙虚に感謝し合い、そして自らも進んで綺麗にすることが大切だと思います。

ちなみに、松下氏自身、工場のトイレが汚れているのに憤り、従業員の前で自ら掃除し「便所はみんなが使う、自分たちのものである。それを掃除するのに、何の理屈があるものか!」とおっしゃられたという逸話も残されています。

私も正直、昔は汚れが多いトイレ掃除はちょっと苦手だと感じる人の一人でした。

しかし、高校3年生の時に松下幸之助氏の本を読み、この言葉に触発されて、トイレ掃除に対する考え方が変わりました。

また私はこの言葉に感銘を受けて、トイレ掃除をすることで自分自身の精神を磨くという意識を持つようになりました。

 

風水や迷信でよく言われていることですが、トイレを掃除してキレイに保つことで、金運アップが期待できるという話がありますが、この話には肝心のBecauseの部分が抜けています。

「一時が万事」という言葉があります。

わずか一つの物事から、他のすべてのことを推し量ることができるという意味の言葉です。トイレは汚れやすい場所だからこそ、「トイレの清潔さ」から、その他さまざまな事を推し量れることを多くの人が知っています。

見学が行われる工場や事務所が整理整頓されて清潔なのは当たり前で、裏の部分にこそ会社の姿勢が表れます。裏の部分である従業員用のトイレもお客様が目にした際、しっかり綺麗ならば、「この行き届いた会社にだったら仕事を出しても一事が万事きっちりとした仕事をしてくれそうだ」と思っていただけることによって、一緒に仕事をするチャンスを頂け、そして仕事面でも誠心誠意期待にお応えすることで、金運アップが見込めるという意味だと私は考えています。

まあトイレ掃除に限らずいずれにしても、こまめに常日頃から丹念に掃除をしておくと、汚れが蓄積せず毎日のお掃除もラクになります。

【掃除について 関連ブログ】

 

工場のトイレ掃除をやり過ぎて血豆が出来ました>>(約2か月かけて工場のトイレを一人でリフォームした話)

地獄掃除>>(会社の前の道路にも掃除機とコロコロかける話)

地獄掃除のその上>>(奈良県M社のすごい掃除に参加させていただいた話)

自分ばかり損をしている>>(心が折れて掃除するのをやめた話)

大掃除、まだ終わらないんです・・・>> (掃除のゴールポストを動かしてしまう話)

会社も立派やで!>>(長谷虎紡績株式会社さんのトイレの話)

掃除とおもてなし>>(祖母からの掃除についての教え)

トイレ掃除を侮ることなかれ>>(トイレ掃除には「気付ける力」「実行力」「奉仕の精神」が必要だという話)

【繊維 小耳ニュース】

2週間前に公開された、「経済産業省が進める『繊維製品の資源循環システム』を動画で解説 アパレルの未来像がここに」の動画が興味深いです。

国は今本気で、繊維製品を資源として循環させていこうとしているそうです。

経済産業省製造産業局の田上博道生活製品課課長が登壇されていたのですが、とくに私が興味深く思った言葉は下記です。

■「売れ残った商品がその後どうなったか、アパレル会社に開示をしていってもらう」

 

 ■「日清紡さん、東レさん、帝人さん、いずれの企業さんも日本の繊維産業をもう一回復活させるのだという思いで、このリサイクル繊維(※1)を次の重要な商材に使っていこうという意気込みですので、必ず成功していただけると信じている」

 

 ■「グローバルで時間軸を見た時、2030年には標準的にリサイクル繊維を使っていきなさいということになるので、チンタラやっているともう手遅れになる」

※1についいて

動画の中の「このリサイクル繊維」というのは、文脈からいえばケミカルリサイクル繊維についてだと思いますが、マテリアルリサイクル繊維も今後必ず重要な商材になっていくと私は信じています。

反毛では水も薬品もほとんど使いません。100年以上の歴史があるとてもエコなリサイクル方法です。従来の反毛綿は用途が限られていましたが、当社の最新設備ではこれまで難しかった繊維to繊維のリサイクルも可能になりました。電力は100%再生可能エネルギー由来の電力を使用しています。

「繊維製品を資源として循環させていく。これはまだ、この国だけではなく、誰もまだきちんと実現していないこと」という言葉が動画の冒頭でありました。

身が引き締まる思いがするのと同時に興奮も覚えます。

当社の技術が我が国の資源循環システムの一助となれるよう励んでまいります。

 

【動画】

経済産業省が進める「繊維製品の資源循環システム」を動画で解説 アパレルの未来像がここに

NEWS PICKS 2024年1月14日の記事より引用

画像クリックでリンク先に飛べます。

2024年

1月

07日

還暦過ぎると色々ありますね

【ごあいさつ】

2024年、新年あけましておめでとうございます。  

旧年中は格別のご厚情を賜り誠にありがとうございました。本年も、より一層の精進を重ねて行く所存でございます。変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、重ねてよろしくお願い申し上げます。

最初に、元旦夕方に発生致しました能登地方を震源とする大規模地震により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地域の一日も早い復旧・復興を衷心よりお祈り申し上げますと共に、当社も災害用品に携わる企業として救援物資の支援に全力を尽くす所存でございます。

 

【網膜裂孔のレーザー治療を受けました】

さて、実は昨年末ぎりぎりに、私は左目の網膜裂孔のレーザー治療を受けました。

人間ドックの結果「眼底写真に異常所見が認められます。眼科にて詳しい検査をお受けください」と医者に言われてしまいました。

自覚症状は無かったですし、医者も「一応念のため」くらいの感じでしたので、とくに心配もせずに気軽な感じで専門医の診察を受けました。

精密検査の結果、異常所見が認められた箇所については何も問題無し。しかし人間ドックの検査では分からなかったのですが、網膜に裂け目ができているとのことで、このままでは網膜剥離に進行してしまう危険性が高いということで、緊急に今からレーザー治療を行う選択肢を提示されました。

心の準備もほとんどできていないまま手術同意書にサインをし(この時が一番緊張しました)、診察室からそのまま治療室へ。すぐにレーザー治療開始。10分程度で治療は終了しました。

眼帯ぐるぐる巻きにでもされるのかな?と思ったのですが、そんなことは何もなく、普通の姿で病院を出て、スマホもすぐに見られますし、拍子抜けするぐらい呆気なく終了しました。

問題発見から解決まで、待ち時間を入れても3時間ほどで、思い悩む暇もないまま流れるように解決しました。当日少し重痛いような感じがしただけで、翌日には普通でした。

 

【同年代の友人たちとの会話】

11月中頃から年末にかけて今年は数回、忘年会が有りました。

その中でも中学時代の柔道部と剣道部の同窓有志の会と、高校時代の柔道部とラクビー部の同窓有志の会について今回は書きたいと思います。

還暦を超えてこの歳になりますと、共通の話題は病気の話であり、どちらの会も乾杯の後は病気話から始まりました。

どちらの会のメンバーも、この年になりますと、ほぼ全員が何らかの疾病もしくは手術歴を抱えていました。

冒頭のように、私の網膜裂孔のレーザー治療の話から始まり、次に昨年晩秋に腰椎分離症の手術をして未だにコルセットをしている友人が話し始め、そのあとは今年から入れ歯になった話とか、春になって暖かくなったら人口股関節の手術をする話や、昨年、心筋梗塞になりバイパスとステントを入れた話、脊椎の軟骨が加齢により仮骨し神経に触りカテーテルで削った話、果ては前立腺肥大症、神経痛になった話まで、どちらの会もさまざまな疾病のオンパレードでした。

 

【友人たちの体験談を聞いて心が楽になった】

我々の年代になると加齢により、今までの人生で起こったことが無いような体調の変化が次々と起こり始めます。

見えにくい、聞こえにくい、膝が痛い、つまずきやすい、疲れやすい、腰が痛い、記憶力が悪くなるetc・・・つまり老化現象。

悲しいけれど還暦を超えると誰にでも起こることです。そして老化現象に加え、年を取れば取るほど疾病リスクも高くなります。

私は不安症なので、いつもと違う体調になると全てのスケジュールを後回しにしてスグさま病院に飛んで行くのですが、それでも人間ドックのたびに「なにか病気が見つかるのでは?」と不安になります。

体が痛い日、疲れが取れない日が続くと、自分の健康はいつまで続くかなぁ?と心が曇ります。

しかし、いざ同年代と集まってお互いの疾病の経緯を経験者に聞くと、現代の医学の進歩を感じられますし、なんらかの疾病を抱えても騙しだましやっていけるし、それに疾病を抱えた以降も、こうやって皆で楽しく飲めるのだからと、必要以上の過度の不安が消えて、お互い「同類相哀れみ」ながら心が楽になりました。

飛蚊症と光視症で網膜剥離リスクに不安を抱えていた友人に、私の網膜裂孔の体験談を話したところ、「今の治療ってそんな感じなのか?!実際に体験したお前から話を聞いて、ぴんぴんしているお前の様子を見たら、長年抱えていた不安が取れた」と言ってくれました。私も友人達の疾病に対して同じ気持ちでした。

 

【ひびの入った茶碗でも】

会を終了するころになって、一同が「今後はますます油断はできない年齢に差しかかる」との結論になり、定期的な受診による健康管理と適度な運動そしてバランスの良い食生活を心掛け、「ひびの入った茶碗でも大切に労わりながら大事に使えば100歳まで生きられる」と話し、1年後の再開を誓って、病気の話から始まり病気の話で終わった忘年会でしたが、お互いの約半世紀にわたる変わらぬ友情も確認し合い、散会となりました。

あと最後に一言、私が提案したことですが、半数以上が未利用者でしたので、「社会インフラとしての役割と利便性の観点から、1年後の今日までに、全員がラインと割り勘の計算がしやすいようペイペイを始めよう」と勧め、ブーイングを浴びたところで、各々がお店を後にしました。

【お知らせ】

泉南市の広報せんなんの令和6年1月号の4ページに、当社商品が泉南市「ええもん せんなんもんプレミアム」の認定を受けた際の記事が掲載されました。

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