2018年9月

2018年

9月

18日

台風21号

最初に、この度の台風21号及び北海道胆振東部地震により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

新聞やテレビ等のマスコミで報道されたように、当社が所在する泉南市でも台風21号による甚大な被害が市内全域に渡り発生した。

当社においても倉庫2棟が全壊及び工場各所の屋根・その他に被害が発生した。

また、停電や電子機器の故障により、6日まで電話等の通信が不通になった。(この間お電話いただきました方々には大変ご不便ご心配をおかけしましたこと、お詫び申し上げます)。しかし一人の怪我人も発生せず、メインの製造施設や、2015年に開設したフラワーホームは無事で、お陰様で7日より平常どおりの業務を再開出来た。

まさに「大難は小難に、小難は無難」になったと感謝し、完全復旧に向かって従業員一同と共に邁進して行く所存であります。

何卒ご休心の程をお願い申し上げます。

 

さて今回の災害では、「自分一人で孤独に歩んでいるのではない」ということが、改めて身に染みた次第である。

心温まる励ましや物心両面に渡るお見舞い・支援を全国各地の多くの方からお寄せ頂いた。先ずをもって有り難く、心より厚くお礼を申し上げる次第であります。

また台風の通過直後の混乱の中で、急を要する案件も同時多発したが、社員たちは指示待ち族にならず、自己判断でそれぞれが最善を尽くして迅速に行動してくれた。

例えば自らの判断で懐中電灯や氷・土嚢を買いに走ったり、ネットで情報収集し有益な情報を報告してくれたり、御入居者様の食事の緊急手配をしてくれたりなど、私が工場の復旧に当たる裏で、同時進行で対応にひた走ってくれた。

またボランティアを申し入れしてくれる知人も複数いた。

柔道部の後輩でもある出入りの電気屋は、普段ならば同窓なのを良いことに私の依頼を後回しにして他のお客さんを優先し何日も来てくれないのに、台風通過後に電話をかけると15分で来てくれ復旧に向けての対応をしてくれた。

他にも製パン工場さんは被災当日からパンを供給してくれたし、建設会社(東建コーポレーション株式会社)・工務店(MELEE)や機械メーカー(福武冷機工業所)(ヤンマー)(阪南防災)・関西電気保安協会等は、翌日から毎日のように来てくれて点検や復旧に向けてご尽力頂いた。

皆様の数々のご厚情に触れ、人生という道すがらが決して「自分一人で孤独に歩んでいるのではない」ということが、改めて身に染みた次第であります。

 

完全復旧にはまだしばらくの時間を必要とするが、当社に関わってくださっている皆様のお力を拝借し、従業員と共に励む覚悟であります。

まずは取り急ぎ、このブログでお礼方々のご報告と深謝申し上げる次第であります。