上司目線で報・連・相

今やホウレンソウ(報告・連絡・相談)は小学生でも知っているような言葉だが、いざ振り返ってみると忙しさを言い訳に、おざなりになっていることが多いのではないか?

11月のフラワーホームの開設に向けて、8月からは新入社員も毎月のように入社してくるので、今回のブログは、仕事の基本中の基本、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)について特に気になる点を上司目線で書きたい。

 

①   報告

部下が増えれば増えるほど報告の数は増え、その報告を把握するだけでも毎日結構な時間を費やすことになる。上司が短時間で正確に状況を把握出来るように、報告の仕方を工夫して欲しい。

例えば「結果を先に明言する」「内容を整理し簡潔にする」など。

そしてこれは人によると思うが、私の場合、報告は口頭より書面の方がありがたい。

時間に追われて仕事をしている時に、報告を聞くために手を止めるのは、せっかちな私の精神衛生上よくない。ジリジリしてしまう!書面だと自分のタイミングで見られるので都合が良い。

しかし、クレームやミス、トラブルが発生した場合、何を置いても即刻報告するべき。

目途がついてから報告しよう、上司が忙しそうだから後で報告しようなど思っていては、手遅れになったり、事が大きくなったりしてしまう。

また、報告は問題があった場合や、大きな案件についてだけ行えば良いのではなく、上司から何か仕事を頼まれた(任された)ら、もうその時点で報告は義務なのである。「報告が無いのは問題のない証拠」とは、ビジネスの上ではならないのである。

 

②   連絡

ホウレンソウの本来の内容とは違うが、

会社として行うお礼等の連絡は、決して後回しにせず、必ず翌日以内に行うように常々社員に言っている。同じ「ありがとうございます」という言葉でも、翌日に言うのと、一週間後に言うのとでは気持ちの伝わり方が全然違う!

「ありがとうございます」にも鮮度があって、日が経つに連れて、内容の伴わない空っぽの文言になってしまう。

 

③   相談

すべての諸問題の解決や目標達成の糸口は「相談」から始まると思っている。

だから上司は部下の相談に出来るだけ耳を傾けたいと本音では思っているが、相談に来る部下は一人だけではなく、時間に限りがあるのが現実である。

したがって、あらかじめ相談する内容を精査し、項目別に整理し、簡潔明瞭に話して欲しいと上司は思っている。そして自分自身が成長するチャンスと心得て、都合の悪いことであっても包み隠さず相談して欲しいと思っている。そうでなければ上司は正しい判断が出来ない。

また単に「どうしましょう」と聞かれるより、「こうしようと思うのですがいかがでしょう」という風に相談してくれると上司は嬉しく感じるものだ。

また、小さな案件であっても相談を受ければ、人はその結果が気になるものである。

相談した限りは、報告をおざなりにせず確実にするべきである。

 

「仕事の責任」について考えると、「遂行する」「結果を出す」ということは言うにおよばず、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を適切に行うことも責任&義務なのである。

社員やスタッフ一人一人のホウレンソウを徹底すれば、会社の運営や業務は円滑に進み、組織としてのポテンシャルをもっと発揮できるであろう。また組織の円滑なコミュニケーションは、「結果を出す」ということにつながる重要な要素でもあろう。

 


現在建設中であります当社の新規事業、サービス付き高齢者向け住宅「フラワーホーム」が、

産経新聞様の8月22日号に掲載されました。

 

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