激痛の日々は突然やって来た

5月13日の夜11時を過ぎた頃、何の前触れもなく突然に右肩に違和感を覚えた。

その20~30分後には、右腕がほとんど上がらなくなった。

深夜12時を過ぎる頃には、右腕全体が腫れ上がり、熱(38度)も出始めた。安静にしていても心臓の鼓動に合わせて右肩右腕がズキンズキンと疼き始めた。

脳梗塞か心筋梗塞の前ぶれだろうか?と不安に波立った。

痛みは治まる気配がなく、ついに我慢が出来なくなくなり、自分で救急車を呼んだ。

近所の夜間診療に行き検査を受けると、不幸中の幸いというのか、「たぶん五十肩だと思います」とのことであった。

痛み止めの点滴とシップを処方してもらった。点滴やシップの効果もあり、症状はある程度緩和された。

翌日約30年通っている鍼灸治療院に行った。

マッサージと電気治療・置き針を約100本(鍼灸針を刺しっぱなしにする)をしてもらうと、幾分か腕が動かせるようになり、痛みもいくらか緩和できた。

1日でも早く肩を治したかった私は、連続して通えば早く治ると考えた。

翌日も夕方から通って今度は200本の針を打ってもらった。

 

その日の深夜になって、かつて経験したことのない気を失いそうな痛みが訪れ、脂汗にまみれた。

右腕全体が少しも動かなくなり、指の一本一本が腫れ上がり、手を握ることさえ出来なくなった。

ただの五十肩で、このように、のたうち回るような激しい痛みが起きるとは思えなかった。

膠原病やギランバレーではないだろうか?昨夜はレントゲン検査だけの診断だったから、もっと詳しい検査を受ける必要があると遠くなりそうな意識の中で思った。

詳しい検査を受けるため、移動の時間はかかるが梅田にある会員契約している病院の救急外来まで急行してもらった。

バイタルチェックで血圧は180を超え、熱を測ると39度になっていた。

すぐに検査(血液・CT・MRIその他)が始まり約2時間かけて徹底的に調べてくれた。

結果はただの「五十肩」である。ほんと私は人騒がせな奴である。

「急性期に自己判断で治療して、針・電気・マッサージを連続して施術することで肩関節の炎症を全体に広げ劇症化してしまっている。発症期から急性期にかけては絶対安静であり針やマッサージはリハビリが始まった段階からですよ!」とのご意見を頂いた。

痛みが酷いので、癌の痛みを抑える点滴を処方してもらい、地元の整形外科に紹介状を書いてもらい、早朝 帰路に着いた。

17日朝から、シップ・痛み止め・ステロイド注射を3日間施し、4日目からはヒアルロン酸注射に切り替え2日間治療してもらった。

約10日間に渡る急性期を皆に助けてもらいながら、何とか乗り越えることが出来た。

その後も、何度か低気圧が近づく度に小さな急性期を繰り返してはいるが、約一か月半たった今はやっと安定期に差し掛かり始めたと思う。

 

ところで今回このブログを書いたのは、実は皆さんへのお詫びと事情説明の為である。

約一か月近く会合等をキャンセルしたり、連絡の返事もろくに出来ず、その他、不義理の連続であった。

誠にすみませんでした。

五十肩は何の前触れもなく突然来たので、びっくりでした。

泉南市に災害用備蓄毛布を寄贈いたしました。